2014年09月23日
ロシアへの旅(その8)
高速船で来た路を戻り、次は“血の上の救世主教会”に向かった。
物騒な名前のついたこの教会は、1881年3月1日に皇帝アレキサンドル
2世がテロにより殺害され、息子の3世 が父の死を悼み、テロにあった
この場所に建てたものだ。25年の歳月と多額の費用をかけた壮大な建築だ。
カラフルな“ねぎぼうず”が特徴的で、内外装ともに豪華なモザイクで覆われている。
当時の一流の画家たちがキリスト、聖人、天使、聖書における話を絵“イコン”にし、
それをモザイク壁画に仕上げる。緻密で美しい“イコン”が天井までも覆い尽くし
ている。
団体客はガイドの話を各々が持つイヤホン付きの受信機で聴いているが、我々個
人客にはそれはない。
ここには幸い日本語の音声ガイド器があった。眼にするものの意味がよくわかり
ありがたい。
ロシアの旅行中にミュージアム、聖堂、教会にいくつも入ったが、エルミタージュ美術館
とこの救世主教会にしか、音声ガイドはなかった。
ところで教会と大聖堂って何が違うのかな?教会はチャーチで大聖堂は カテドラル、
教会が総称で司教座のある教会のことを大聖堂と言う。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
08:09
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