2016年10月12日

クルーズトレイン「トランスイート四季島」(その2)



クルーズ列車「トランスイー ト四季島」は10車両からなっている。前と後ろ
がいずれも展望 車、真ん中の5、6号車がそれぞれラウンジカー、ダイニングカー、そして3つのス
イートルームからなる車両が5両、2つのデラックススイートルームがある車両が一つ、客室
計は17室になる。

ななつ星が客車7両で15室だから、四季島の方が大きい。この17室をめがけて応募した。
ななつ星の同窓生からは「私には外れた旨の通知があったけど、溝口さんはどうでしたか?」
との電話があった。

「え!外れたとしてもキャンセル待ちのことが書かれているんじゃないですか?
私のところにはキャンセル待ちのお知らせが届いていますよ」と切り返した。

確かに17室しかないので、 キャンセル待ちを通知するにしても定員の倍まで
だろうなー、
それ以降の順位の人には「外れ」の知らせになったんだろうということは容易に
想像できた。

でも、キャンセル待ち番号はNO.009、限りなく「外れ」に近そうだけど一
縷の望みにかけよう。
今のところ、「キャンセルが9件あり、廻ってきましたぁー」という朗報はない。
あるとしても来年の4月かなぁ 果報は寝て待て。(おしまい)

  


Posted by Qさん 大魔人 at 23:11Comments(0)

2016年10月11日

クルーズトレイン「トランスイート四季島」(その1)



間もなく10月15日 がやってくる。クルーズトレイン「ななつ星IN九州」が走
り始めた日だ。
幸運にもファーストゲストになったことで、人生この上はないであろう歓迎とメ
ディアへ取上げられたことは
生涯で指折り数える鮮烈な記憶に残っている。

今年6月に開いた一番乗りのメンバーでの同窓会の時に「溝口さん、JR東日本
が来年5月から運行する
クルーズトレイン「トランスイート四季島」には応募しましたか?私達はしまし
たけど」と二組の同窓生に言われた。
「え、していませんけど、まだ間に合いますかねえ?」と口にした。

由布院での同窓会から帰ると早速にネットをチェック、締め切り が迫ってい
た。ななつ星と同様に初便の来年5月1日発のみ
予約を入れた。旅費は3泊4日 でひとり70万円!ななつ星の38万 円に比べ2倍で
はないか!
もっともななつ星の最新価格は68万円なので、今となっては、この価格なのかぁー。

今度も当たったらすごいだろうな、お金の心配は当たってからで も遅くはない
だろうと思い、ネットから申し込みを入れた。

新聞記事によれば5、6月出発分の予約状況について、187件の募集に対し応
募が1234件に上り、平均倍率は6・6倍、もっとも人気が高かった最高クラスの「四季島スイート」
(3泊4日、1人95万円)の競争率は76倍。応募者は20〜90歳代と幅広く、約7割が関東在住者だ
が、韓国や中国からの申し込みもあったという。

この倍率はななつ星とほぼ同じだ、価格は2倍近くなっているというのに。
さて、結果は?は次号に発表することにして、「四季島」の紹介を しよう。

 「四季島」の初回ルートは、上野を発着して日光、函館、青森 などを巡る3
泊4日コースと、山梨、長野、福島を回る1泊2日 コースがある。

応募した後に、四季島を紹介するギャラリーが東京駅八重洲中央口そばにある。
これとてフリーに行って見られるものではなく完全予約制になっていて、応募多
数であれば抽選という代物だ。
幸い希望通り8月5日に案内を受けることができた。

この車両のデザインを担当したのは、 フェラーリの元デザイナーとして世界的
に知 られる奥山清行氏。鉄道分野では、深紅に彩られた秋田新幹線「E6系」、
北陸新幹線「E7系」がそうだ。

今回の四季島はシャンパーン色の車体に「樹 木のような有機的な窓」のラウン
ジ車、「高さを意識した窓」のダイニング車など、
各車両によって異なる窓の形状が特徴だ。

 水戸岡さんのデザインとは一 線を画す。乗ったななつ星をひいき目に見るけ
ど、四季島の異なる価値観のデザインにも是非触れたいものだ。

いずれも、目の当たりにすると 鳥肌が立ち、最近とみに緩みがちな涙腺が崩壊
しそうだ。(つづく)




  


Posted by Qさん 大魔人 at 23:02Comments(0)