2021年10月06日

令和3年2月: 南足柄市と富士フィルム(その1)


令和3年冬、神奈川県南足柄市に引っ越し、勤務して早半年が経った。ここ南足柄市は富士フィルム発祥の地だ。

前任地の小山町は富士紡が誕生し、寒村がいきなり静岡県東部ナンバーワンの町になったと同じこと

がここ南足柄でも起こり企業城下町として発展を遂げた。小山町に富士紡はもはや無いけど、

南足柄にはまだ富士フィルムはある。しかし、本社はすでに東京に移転し研究所は隣の開成町に立地、

写真フィルムの製造拠点であったここは縮んできている。立派な社宅も社員寮も空き家、

工場にもかつての活気は見られなくなっている。

「南足柄市の創生にチャレンヂして欲しい」が、市長からのリクエストでもある。廃校及び、

草ぼうぼうになりがちな調整池の利用者をいずれも公募したところ手が上がり、廃校にはキャンプ、

エビの養殖事業をやりたいと、調整池はそばの栽培、ドローンの練習場として利用の提案があり具体化の交渉に入る。

また、最近空きフロアができた再開発ビルの活用にも地方創生交付金補助を入れて集客力のある公共施設を

公民連携で手掛けようと仕込んだばかりだ。

前述の富士フィルムの空き社宅にも手を付けたく構想中、これは茨城県境町を視察したときに学んだことを更に戦略的

にやりとげたく妄想中である。もし、できあがればいずれも相当に注目される事例になると思っている。(つづく)





Posted by Qさん 大魔人 at 15:56│Comments(0)
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