2013年06月23日
英国への旅(その6)
バラはローズのことではなくて、“Borough”は“自治都市”という意味で、
その歴史をひも解けばなんと紀元43年まで遡ることができる。
この時代からこの国に生きる人々の台所としてテームズ河畔にて栄えていた。
その対岸からここを訪れるためにこの街最古の橋ロンドン橋の建設がなされたよ
うだ。
そのためにロンドン陥落のために人々の食を奪う手段としてローマ軍はロンドン橋
を破壊する強硬手段も辞さなかったとのこと。
現在はオーガニック・フード・マーケットとしてはロンドン1の規模を誇る。
英国、ヨーロッパの食材を中心に、生鮮食品、チーズやハム、 ソーセージ、パン、
その他の乳製品、オイルのほか、南米からのスパイス、アジアからの野菜、茶などの
インターナショナル・フードが輸入され、130を超す店が出店している。
精肉や魚介、野菜が「ミドル・マーケット」、小規模生産のアルティザン(職
人の 伝統技術による)フードなら「スリー・クラウン・スクエア」、
ファースト・フードは「グリーン・マーケット」に大まかに分類されている。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
05:52
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2013年06月18日
英国への旅(その5)
大英博物館見物でくたくたになり、おなかも空いたところで遅い昼食にと、
ロンドン・ブリッジの食品市場バラ・マーケットに向かった。
市内の移動は専らバス、そう例の赤色の2階建てのロンドンバスである。
バス乗車一回につき一律2.30ポンドとなるが、
長女が用意してくれたオイスターカードを使うと1.35ポンドと安くなる。
バスは低床車両であり、驚いたことにいすやベビーカーも畳まずに搭乗可能な
スロープとその乗車スペースが用意されている。
2階に乗ると市バスで街中観光が楽しめる快適だが、乗車している時間、
降車するバス停を意識して早めの行動をおこさないと
降りそびれることにもなる。
揺れも2階は大きいから注意して移動しないとこける羽目になる。
バラ・マーケットに到着、そこはロンドブリッジ駅近くの高架下にある。
高 架下という条件不利地、何か手を入れないと薄汚れた雑風景のところを再開
発したエリアなのかなと思ったが、どうも違うらしい。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
06:24
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2013年06月07日
英国への旅(その4)
外は少し寒い、日本の3月ぐらいの気候だ。お店のウインドウに目をやりながら
長女が通う大学、芝生広がる広い大学キャンパスではなく大通りに面したビルの中にある。
エントランスまでは入れてもそこから先は学生カードをゲートのカードリーダー
を通さないと中には入れない。
その後、24年ぶりとなる大英博物館に足を運んだ。
正面玄関を入って直進す ると、グレートコートというガラス屋根付きの広い中
庭に出る。
円形の閲覧室を囲むかたちで、2000年の大改築の際に新たに造られた。
グレートコートには、館内インフォメーションやマルチメディアガイドの貸し出
しカウンターなど、見学の起点となるポイントが集まっている。お土産ショップや
フードコート、カフェもある。
このグレートコートを囲むように展示室が配置されており、正面玄関 から左
手には、大英博物館で一番人気のロゼッタストーンや古代エジプト、ギリシャ、
ローマなどの彫刻ギャラリーがある。
また閲覧室を囲む階段を上ったところにレストランがあり、さらに上るとエジプ
トギャラリーになる。
設計はイギリス建築界の巨匠ノーマン フォスター。閲覧室以外の建物は撤去し
て上部をガラスの屋根で覆うという斬新なアイディアだ。これにより導線がわかりやすくなっている。
ルーブルのガラスのピラミッドにも同じようなことを感じる。
壁も床も白っぽく、紫外線カットの屋根ガラスからは柔らかな光で降り注がれている。
古典建築物の内部でありながらまるで現代建築の空間に仕上げられているのである。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
06:18
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2013年06月06日
英国への旅(その3)
今回、ロンドン3泊、 郊外に出てオックスフォード、コッツウォールズにある英
国で最も美しい村と言われるバイブリー、
最後はローマ時代に温泉の町として栄えたバースに各1泊ずつ計6泊することになっていた。
いずれもデラックスクラスのトラディショナルホテルだ。
翌日は朝食からスタート、イ ギリス料理というとおおざっぱな 味付けそして盛り付けのイメージが強い。
さあ、このホテルの朝食はどうだろう。まずは席に案内されコーヒー、紅茶、
オレンジジュースからの選択からだ。その後はビュフェとなる。
チーズやスモークサーモン、サラダなど冷たいものから、ソーセージ、ベーコン、グリルドトマト、
ハッシュドポテト、煮豆などの温かい料理、ハード系、デニッシュなどの各種パンとジャムや蜂蜜な
ど種類も多く大変充実していた。
たっぷり一時間かけての朝食となった。
「もう昼食はいらないな」旅館に泊まっての旅ではいつも昼食を抜くことにしている。
これで昼を食べようものなら、美味い夕食に差し障りがあるからだ。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
05:28
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