2010年10月24日
遠州横須賀街道ちっちゃな文化展
日常の風景に美術作品を置く。その事を通じて私たちの町並みをもう一度見直 す。
そして作家さんたちと語らう。単なる個展ではなく、さりとて学術的なだけの催し
でもない。この本物志向の遊び心こそが、「文化展」の晴れ舞台が目指すもの。
と主催者である遠州横須賀倶楽部の本イベントの仕掛け人深谷氏は言う。
名づけて「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」。場所は静岡県掛川市内で旧大
須賀町
の横須賀地区。城下町の風情を残す「遠州横須賀」の町並みまるごと美術館に仕
立て、
古い町屋、空き家などの玄関先、部屋の一室を借りて美術品を展示していくのだ。
今年は10月22から23日にあり、すでに12回を数える。始めた頃の「ちっちゃな」は
「でっかな」に成長した。会場は77箇所にも上る。毎年毎年、会場数もいりこみ
客 数
も増えていく。主催する遠州横須賀倶楽部の熱意が、そして作家や来客との交流が
何よりも面白いからなんだろう。
京の町屋に比べれば相当見劣りするけど、アートが入ることで光を放すように
なる。
美術館でもないただ普通の多少くたびれてきている民家にアートを組み入れることで
、生き生きとした空間になる。
町並みも華やいで見える。このことが横須賀倶楽部の連中が言う「町並みをもう
一度見直す
」ってことなんだなって気づくのである。
この12年間の成果あって、町並みを意識した外観の家が年々増えてきている。
さらに連中は「人が大勢集まる「場」だけに、表面的な賑やかさに気持ちも流
れがち
だけど、せっかくの「文化展」だから小粋に楽しみたい。何が小粋なのか、の答えは
あなたが培ってきた人生観の中にきっとあるはず。」とも言う。歴史を味方につ
けた、
この町並み美術館には確かに随所に「粋」がある。
それを感じに遠州横須賀にお出かけください。今日が最終日です。
Posted by Qさん 大魔人 at
08:54
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2010年10月06日
寸又峡温泉

半年間の介護休暇を終え、10月1日 に復職しました。
認知症の症状がある母に向うことで、学んだことがあります。
それは、 思いやりのある優しい言葉」を口にすることを心がけることです。
介護に限ったことではありませんが、常に心がけていきたいものです。
休暇中、母を連れて寸又峡温泉によく行きました。
今、外湯による活性化を考えています。計画から完成には少々
時間がかかります。それを待っていられないので普段の魅力づくり
の力を緩めるわけにはいきません。
10月15日か ら10月31日灯りのアー ト展 温泉地を和紙でつくった力作の灯りが
照らします。17:30点灯です。
11月からはいよいよ紅葉シーズン、寸又峡が最も賑わう時期です。
10月16日には温泉地内にある南アルプス山岳図書館で20時から寄席があります。
どうぞ、お出かけください。宿は小生が紹介しますよ。
※写真は寸又峡の渓谷にかかる夢の吊橋
Posted by Qさん 大魔人 at
22:36
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