2010年03月15日

龍馬くんコイン&龍馬小判の発売ぜよ!



小生が応援している伊豆下田の龍馬志援隊からお知らせです。
龍馬くんコイン&龍馬小判発売のことです。
添付の写真は1月に小判とコインのデザインを検討した時のもの
さて実物はどうなったのかは、手に入れてみてのお楽しみです。
この仕掛けは結構奥が深いです。一石四鳥ぐらいを狙ってのものです。
その四鳥を読み解いてくださいませ。

今、下田では、NHK大河ドラマ『龍馬伝』で下田がロケ地となり、
また文久3年1月に下田・宝福寺にて土佐藩主山内容堂に勝海舟が

坂本龍馬の脱藩を許してもらった謁見など坂本龍馬飛翔の地として

新たな観光資源、龍馬ツーリズムとして事業を展開しています。



今回の企画はNHK大河ドラマ『龍馬伝』のロケ地になったこと、

『下田龍馬伝』ツーリズムという新しい記念事業を展開していく

中でのメイン企画になります。龍馬くんコイン(1,000円)、

龍馬小判(3,000円)の期間限定記念プレミアム地域通貨を制作して、

商店、飲食店にて特典を付けてもらい龍馬絵図(マップ)といっしょ

にまち歩きを楽しむ、下田龍馬伝散策(ガイド)等の企画との連動、

龍馬くんコイン付き宿泊プランを造成販売するなどの

『下田龍馬伝』ツーリズム事業での地域活性化を目的としています。   

【龍馬くんコイン&龍馬小判概要】
○購入方法
■発売日時:2010年4月1日(木)から
■販売場所:下田市観光協会、下田温泉旅館協同組合
■販売金額:龍馬くんコイン1枚900円(壱龍)、和紙のケース入り1枚1,000円
    龍馬小判(桐の箱入り)1枚3,000円(参龍)、

    5龍セット(桐の箱入り、小判1枚、コイン2枚)

■販売総数:龍馬くんコイン50,000枚、龍馬小判2,000枚

○利用方法

■利用期間:平成22年4月1日〜平成22年9月30日までの間

■利用金額:龍馬くんコインは900円で購入、加盟店で1,000円として使用できる。

        (龍馬小判は3,000円で購入、加盟店で3,000として使用できる)

■利用店舗:加盟店シールが表示してある下田市内の店舗。(大型店舗除く)

      龍馬くんコイン&龍馬小判の使用できる特典を企画しています。

      1龍・・ガイド 2龍・・黒船寿司(美松寿司)3龍・・維新御膳(料磨)など

この機会に通貨として、記念品として、贈り物として買ってみてはいかがですか?

  


Posted by Qさん 大魔人 at 22:27Comments(0)

2010年03月06日

西日本新聞連載(虫庭の宿第102回)


先月、片手に杖をついた60そこそこの方が小生を尋ねて職場に来られた。
見るからに何か文句を言いたげに、周りの若い連中はさっと身を引き
「み、溝口さん、お客さんです。」
心当たりはない、できれば避けたい感じの人だ。

開口一番「わしは、溝口さんあんたの応援団だよ」
差し出された名刺には「吉永の環境を考える会」と書かれていた。
「???」と首をかしげた。

「もう忘れっちゃっているようだけど、藤枝の県庁舎であんたが”おもてなしの話”を

された時に、”おもてなしって観光関係者がもてなしの技術を磨くことじゃなくて、
我が家に来客があるときのように綺麗に掃除し花を飾り、玄関に水を打ち、何なら香を

焚き、お茶を立てるようなことを、我が家を一歩出た地域でできるかだ。”と言われた。

そのことを実践しようと蓬莱橋(島田市にある大井川にかかる世界一長い木橋)
のそばの草ぼうぼう、ごみもある小川を綺麗にしたんだ、自分達のできる範囲でね。
できない部分は市に働きかけたら、やってくれて地域がかなり綺麗になった。
そしたら、観光に来られた方に喜ばれただけじゃなくて、地域の交通事故が減ったんだ。」

次はここをやりたいと地図を出して説明してくれた。

何やら鼻にツーンと来るものを感じた。
もてなすことって、何より綺麗にすること それが人を気持ちよくお迎えすること
基本の基を改めて気づかされた。それ以後、少なくとも机の上は綺麗にすることを
相当に心がけている。今頃かい?と笑われそうだけどね。

さて、虫庭の宿はどうなったとのメールが入りましたので、久々に送ります。
今回のお話はNHKの「プロジェクトX 挑戦者たち」で放映された
「湯布院 癒しの里の百年戦争」のお話です。
ゴルフ場開発、高層ホテルの進出、暴力団の出所祝いなど、いつも何か危機があると
皆の叡智と勇気と実行力で、解決にあったきたが、今回のバブル景気のカネの嵐は相当に手ごわかった。
これにより生まれたのが「潤いのある町づくり条例」。建蔽率ではなく緑地率など独自の規制をかけて
いくことになった。この条例を定めるご苦労がプロジェクトXの映像にある。

条例ができたから大規模開発が抑え込まれ、醜い建屋が出現しなくなり、美しい由布院ができていく
とはすぐにはならない。小生の由布院赴任期間にもこの条例を元に大規模開発の抑制と

可能な限り良好な景観づくりには、微力ながら尽力したつもりだ。
ただ、景観づくりには100年かかる。
景観は形ではあるけど、それ以前のもてなしの心こそが良好な景観をつくりだすのだ。

(つづく)




  


Posted by Qさん 大魔人 at 22:48Comments(0)

2010年03月01日

三日坊さんの旅(その2)





袋井市観光協会長の太田さんから「 溝口さん、参加してくれますよね?」
「 もちろん五人ぐらいは誘って伺いますよ」と見得を切った。
早速、皆にメールで案内をした。しかし、いっこうに参加の返事が来ない。

戻ってきたのは、興味あり参加したいのだけど都合がつかない、
膝が故障中につき正座に耐えられない、近ければ是非とも、だった。
自分も締切り二日前ほどから喉が痛くなり、できれば不参加としたいと
思っていたところに、「参加大丈夫ですよね!」の電話が入り、
「は、はい参加しますよ」と言わざるを得なかった。
なにしろ五人は連れて行くと言った手前、自分ひとりでも行かなくてはいけない状況にあったから。

13日当日、袋井駅前にある観光協会に集合、14名の修行仲間が集まった。
一番目のお寺は袋井山(ふくろいさん)観(かん)福寺(ふくじ)(793年建立、曹洞宗)ここで発心式を行った。
まずは、体に合わせ予め用意してくれた作務衣に白足袋を履き、僧侶になるために、
住職が法性浄水を与える。これが仏門に入る儀式なのである。

この時、住職が話してくれたことが頭に刻み込まれている。人生25年を節目に学ぶこと
を主とする25歳までを「青春」、その後一所懸命働く50歳までを「朱夏」、
人生の収穫に時期である75歳までを「白秋」、75歳以上を「玄冬」
という、人生の区切りを意識するといいと諭された。
小生も収穫を意識したステージに変えていきたいものである。(つづく)



※写真は仏門に入る儀式 と、その前に出された甘いお茶、割り箸には梅干の皮が挟まれている。





  


Posted by Qさん 大魔人 at 21:26Comments(0)