2021年10月06日

由布院への旅(2020.11/21~23)その9



わが娘たちは買い物がしたいようで、湯の坪街道の店の探訪を続けた。

小生はかつて建替えに知恵を絞った日の春旅館を久しぶりに訪問し、

ご機嫌伺いをした後に亀の井別荘に戻った。

 亀の井別荘は別府観光の父「油屋熊八」の要人招待客用に設けた別荘が始まりだ。

温泉マークは氏が別府温泉のシンボルマークとして使ったのが始まりだ。

「山は冨士、海は瀬戸内、湯は別府」のキャッチコピーを考案し、これを書いた碑を

富士山頂をはじめ全国各地に立て廻った。ホテル建設はもとより、温泉とゴルフを

組み合わせたグルフ場の開設、日本初のバスガイドによる別府地獄めぐり、

これら全て1925~30年に掛けて手がけたこと。当時、相当にファンキーだし、

今の日本観光の先駆者に間違いない。先日、南足柄市で作成中の今後五年間の

観光基本計画を見せてもらった。うーん、全く面白くない!

「頑張ればできるワクワクする企画を盛り込みなさいよ」って返した。

アサヒビール工場があるんだから「南足柄ビール祭り」とかね。

今の世の状況では無理そうだけど、来年ぐらいには芽吹かせることぐらいね。

(つづく)

※写真は亀の井別荘そばにある金鱗湖





Posted by Qさん 大魔人 at 15:04│Comments(0)
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