2014年09月09日

ロシアへの旅(その2)





日 本の常識では考えられないことが起こったのだ。ものすごく時間をかけて長女の
Eチケットから搭乗券を発行したが、小生の分は出さずにレイトカウンターに廻
れというのだ。
そこのカウンターでももたもた時間がかっていた、そこに日本人の若者二人も来た。
出発時刻が刻々と迫るが係員は他の客の対応に手間取りタイムオーバー。
長女の荷物を乗せて飛行機は発ってしまった。結局、次の便のチケットを買う羽
目になった。

ここでも悲劇は待っていた。最終便のチケットが確保できカードで支払おうとし
たら、何とVISAもマスターズも使えない。どうやら経済制裁でアメリカのカード会社で
ある 両社のカードが使えなかったのだ。

もたもた両替してお金を払おうとしたところ、すでに二枚のチケットは売られて
しまっていた。
な、何と!結局、先の若者二人と空港泊ということになってしまった。
あぁ、ロシアはダメだこりゃ。現地でロシア語学ぶための交換留学に来た阪大生に、
ロシアでバレエ学校に学ぶ18歳の若者が旅の道連れになった。

キャッシングでルーブルをおろそうにも、持参した全てのカードは駄目だった。
お、お金がない。さぁどうする?
日本領事館に駆け込むことを考えたが、週末は休み、万事休すだった。
空港内の飲食店で恐る恐るカードを出し、暗証番号を押すと、
何と!通るではないか!その後も旅の期間中カード支払いができないことはな
かった。
(つづく)

※写真は旅は道連れ 空港で苦労した仲間たち

  


Posted by Qさん 大魔人 at 22:39Comments(0)