2013年11月14日
ななつ星in九州(その10)



ここからは3つの選べるプランが用意されている。列車滞在プランで、ラウン
ジカーでティータイムを楽しむ、列車は由布院駅〜庄内駅を往復している。
そして由布院散策プランとして2コー スがある。一つは由布院観光を代表する
金鱗湖散策後、天井桟敷でのティータイムだ。
由布院スピリッツの源である天井桟敷は是非行って欲しいところだ。
古民家、グレゴリア聖歌、小鹿田焼の大皿に一輪の山茶花が天井桟敷をイメージ
するキーポイントだ。
懐かしさ、珍しさ、意外性が散りばめられている実に心地いい空間と美味しい
コーヒーをいただくことができる。
今 回はあえて山荘無量塔のアート空間「アルテジオ」を見た後、カフェ「テテ
オ」でのティータイムを選んだ。
こちらのコースに来たのは28人 の内8人 だった。
こ ちらのコースに初めてお客を乗せるななつ星専用バスが待っていた。
列車と同じ古代漆色のピカピカのボディに内装は天井から床までふんだんに木が
使用され、シートのデザインは個々に違うものになっている。トイレも用意されている。
「アルテジオ」は小生が由布院にいた 時にはなかった。空想の森美術館があっ
たところだ。そこがすっかり生まれ変わっている。
マティス、ジョン・ケージ、マン・レイの作品が、音楽と共に 展示され、アート関連
の図書 を揃えた読書室も用意されている。
この書棚に日本古民家全集に目がいった。「山荘無量塔」をデザインするにあた
り参考にされたことが容易に推測される。
ゆるりと由布院の時を過ごすに素敵な装置に、アルテジオはできあがっている。
Posted by Qさん 大魔人 at
00:01
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