2013年11月01日
ななつ星in九州(その4)




これまでも5月の英国旅他多数のメールをみなさんの迷惑顧みず
一方的にメールを送りつけてきました。
今回のななつ星シリーズはちょいと勝手が違います。
早く次を書いて送れとの催促があります。
文では限りがありますので、11月3日に我がゲストハウス悠久庵で
映像を中心とした「ななつ星報告そば会」を開きます。⇒参加ご希望の方ご一報
ください。
東京では、11月16日(土)12:30から15:00にななつ星ランチ報告会 を
神田にある「なみへい」で2000円会費で行います。⇒参加ご希望の方ご一報くだ
さい。
http://www.namihei5963.com/namihei-board/list4.html
窓に付く建具はプリーツ上 のカーテン、障子、簾、喜怒の4重になっている。
車窓に目をやれば、沿線には「ななつ星」に向かって手を振ってくれている人々
がいる。
これまでも試験運転で走る姿を見ていただろうにと思ったのだが、その時は窓の
内側の戸は閉ざされ、中は一切見えない状態であり物足りなかったようだ。
戸、障子、カーテンが開か れて、室内に白熱色のランプの明かりに照らされた
旅客の姿が見えることで「ななつ星」が完成す る。
初走りの姿を記憶に止めようと多くの人たちが沿線に立ち、しかもこちらに向け
て手を目一杯振ってくれている。
「ななつ星」が手を振って返すわけには行かないから、付属品たる我々がその任
を果たさなくてはと両手を振って全身で歓 迎の手振りにお返しをした。
これが「ななつ星」に乗っていることの最も大きな喜びとなった。
きっと、これからあとの便でもきっと九州の方々は手を振ってくれるだろう。
ただ、ファースト便はその人の数も振る角度もきっと大きいに違いないと思いつつ、
有名人にでもなったような錯覚に陥りながら、皆に手を振り返していた。
中には、こちらを見ているだけの人もいる。でも、その人に顔を向け手を振る
と顔が一瞬にして綻び満面の笑みで大きく 手を振り返してくれる。
人から勇気をもらうとか言うけ ど、この手ふりの交換は喜びの交換でもあるん
だな思わずにはいられなかった。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
00:36
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