2013年11月09日
ななつ星in九州(その8)





うきは市を過ぎ、「ななつ星」は日田駅に滑り込みドアが開いた。
日田といえば友人に原 次郎左衛門正幸さんがいる。
氏から届いたメールには「西日本新聞の記事を送ります。
バッチリ大きく映っていましたよ。他紙も見ましたが、西日本の溝口君の記事が、
ダントツで良かったと思います。記者も喜んでいると思います。
大分合同新聞の記者が悔しがっている事でしょう。取材対応、有難うございました。
娘が11月10日に結婚す るのですが、相手が西日本新聞の記者で、今本社の経済
部にいます。
同僚が、誰か取材対象の乗客は知らないかと聞かれ、私に連絡が入り、紹介した
という事でした。」と書かれていた。
日 田市で明治32年 創業、老舗醸造元「原次郎左衛門」15代 目を継ぐ原次郎左
衛門正幸さんは、平成7年、 明治・大正期の社屋を観光工場に造り替え、味噌醤油に留まることな
くめんつゆ、ポン酢、虹色ラムネを製造販売、さまざまなチャレンジをしている人だ。
最近では日経プラス1でも紹介された鮎の魚醤が評判だ。ナンプラーで知られ
る魚醤は魚類を塩漬けし発酵させてつくる醤油のようなもの。独特の香りと味を持つクセの
強い調味料で、日本では秋田のしょっつるなどが有名だ。
しかしこれらはすべて海水魚からつくる魚醤で、鮎のような淡水魚の魚醤は世界中どこにも例がない。
一度お試しあれ、料理が引き立つこと間違いなし。さらに肉醤も開発したのこと。
「な なつ星」から外に出るとホームに人が溢れていた。その中に原さんを見つけることができた。
来ているとのことは知らされていなかったので驚きと同時に嬉しかった。
日田の宿「よろずや」の女将の大石美智子さんは初対面にもかかわらず、この旅の最終日に
再度日田駅に寄った時に、待ち構えていてくれて日田の銘菓をプレゼントしてくれた。
降 りると握手をされたり一緒に写真撮ったりで大騒ぎだった。
ファーストゲストを当てた強運にあやかろうというものか?相撲取りが体を触ら
れるけど、その類かなー。
原さんに限らず多くの友人・知人が、 まるで自分自身が乗っているかの如く小生が「ななつ星」
のファーストゲストになったことを喜んでくれ、「自分の知り合いが乗っているぞ」と自慢してくれた。
(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
00:05
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