2018年12月12日
式根島への旅(その4)






入浴後、宿に戻ってのお楽しみは、もちろん夕食だ。この夜はカンパチの刺身、
イサキの煮付け、タカベの焼魚そしてリクエストのクサヤだ。クサヤ以外は言うに及ばず美味い。
クサヤは少し口にして厚正さんに渡した。たらふく食べて呑んで、21時頃には床の中、
おかげで4時には目覚め、数日前に視察した岩手県紫波町オガールから学んだことを小山町
に落とし込んだ企画のキーワードを書き起こした。翌朝、朝食後に待っていたのが、
解禁初日に水上げした伊勢海老を絡み付いた網からはずすことだった。ひげ、目、足
をとること無くはずすことが肝要だ。それらが無いと価値が大きく下がるからだ。
専用の網を引っかける鍵の手の道具を使って外していく大物は結構厄介、
網に捕まった後の海老の苦闘が分かる。外した後はよじれた網を整え漁ができるようにする。
海老を外す作業よりも時間を要した。これをまた海に出かけ網を下ろす。この繰り返しが18日間続く。
7人掛かりで10時過ぎに終えることができた。早く終えたことを喜んでもらえた。
その後はティータイム、我らの手土産の次郎柿、富士山頂上まんじゅう、蒸かし芋が並んだ。
我らはここぞとビールを所望、作業後の格別の一杯を喉から落とし込んだ。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
22:27
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