2016年07月06日
ななつ星IN九州ファーストゲスト同窓会(その5)





ゆふいんの森号が駅に着くと待合室兼ギャラリーのアートホールには由布院温
泉観光協会事務局長の生野さんが待っていてくれた。
そう、小生の次の次の局長だ。歓迎の挨拶、そして地震時の由布院駅での駅長の
的確な判断が、ガラスが割れ落ちてきても
負傷者が出さなかったことの話に続いた。今回の地震は昭和51年のときよりも大
きなものだったけど、幸い負傷者は出なかった。
もちろん、震災後2か 月では町にいつもの賑わいはない。個人客は来るが、旅
行社を通しての旅客は戻っていない。
まずは、今日の宿「玉の湯」に向かう。ここに行くと「Qさん、おかえりー」から始まる
のが何よりも嬉しい。ちょうど、20年前まちなかを自転車で走り回っていた。
ほんの前のように感じるが、その後は湯布院町から由布市への合併大騒動、
ネット社会、インバウンド、そして今回の大地震、
この地にいたらその大変化に対応できていただろうかとふと思うのである。
夜 にはまだ時間がある。予め由布院散策ガイドを前旅館組合長の渕上さんに頼
んでおいた。
渕上さんは福岡からやってきて、旅館を建するに当たり旅館組合と協議しなくては
ならないようになっていたから、
当時旅館組合の事務局長でもあった小生が「ゆふいんの流儀」に合わせて設計し
てねと、当時観光協会が作成途中の「ゆふいん建築・環境ガイドブック」を片手に
イチャイチャ注文を出した。できた旅館は由布岳を目前に望む「彩岳館」、
なかなかの人気の宿になっている。
渕 上さんのガイドで皆は歩き出した。大分川に掛かる城橋では「なぜ、上流側
と下流側の歩道の幅がちがうのでしょう?」皆???。
内科医の大坂さんが「橋のギャラリーでは?」「せ、正解!!由布岳を見るに
も、眼下にある三角州で行わる祭りの時の源流太鼓の演奏、
蝗攘祭りの時に松明をぶち込む大焚火の場になるから」もちろん、小生はわかっ
てますぜ。
「手すりのこの微妙なカーブは肘をついて由布岳を見るにその台に具合のいいよ
うに造ってあるのです。」クイズでガイドはなかなか面白い!
(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
22:23
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