2007年05月05日
小泉武夫氏講演会(5/12 宇佐市)
大分県宇佐市に伝承食工房「とうがらし」がある。
たんぼの真ん中にあるガルバニウム板と木を使った目を引く斬新な
デザインのその中には現代キッチンと竈、麺打ち台、半地下の貯蔵庫、
外にはバーベQグリルがある。
そこの主、金丸佐佑子さんはこの工房の名の意味を言う。
「幼い頃、祖母や母から“唐辛子の立派に育つ家は栄える”と聞かされてたんよ。
緑の葉は佃煮や味噌漬に、青い実は柚こしょうに、赤く熟れた実は冬の白菜漬、
春の高菜漬、そして夏の糠漬に使うんよ。
つまり唐辛子の出来は一年の台所仕事を左右する=家事を大切にすること」。
ここは金丸さんが食文化を研究する私的な場なのだ。
その金丸さんから手紙が来た。
***「とうがらし」が今年で十年、閉鎖式をどんな風にするべきか
これから先どうしようかと思案しています。
とりあえず、小泉武雄先生のご好意に寄り講演会を開催することになりました。
「地域の元気は農と食から」
日時 平成19年5月12日(土)14時開場 14:30〜16:00
場所 宇佐文化会館・ウサノピア 宇佐市大字法鏡寺224番地(0978-33-3100)
問合せ先 大分県北部支援局 0978−32−0622
主催 生活工房とうがらし10周年記念講演会開催実行委員会
入場無料
お近くにいれば手助けしていただけますのに本当に残念です。***
と書かれていた。
閉鎖なんて寂しい、大人の食のサロンとして、食の伝統を伝える場として
永遠に続けて欲しいものです。
まずは、皆様5月12日に宇佐市にお出かけになってくださいませ。
※写真は「とうがらし」で金丸さんと
10年前、湯布院からこの「とうがらし」のお披露目会に向った。この時のゲストが小泉武夫先生で、
竹と食をテーマに3時間ぐらいお話してくれた。
溝口久
稲取・雛のつるし飾りの里づくり委員会顧問
浜名湖えんため顧問
Posted by Qさん 大魔人 at 22:45
│大魔神の思い