2007年03月05日

稲取温泉観光協会事務局長全国公募(その5)

稲取温泉観光協会事務局長全国公募(その5)
年が明け、ことはすごくなっていった。締め切り間際には1時間ごとに100通ほどの

応募書類の詰まった封書の束が届いた。

 結果1281名からの応募があった。九州・北海道はもとより中国、米国、デンマーク、

スペインからも。



ファイルに整理された応募書類を前に、観光協会関係者36名が応募の締切り

1月15日の前後一週間をかけ、履歴書、自己アピール文、「応募の動機」そして

「私が取り組みたい稲取温泉の活性化策」の文章に向き合った。



4グループに分かれ、1グループ300人近くの割り当て、皆でまわし読みをし、採点した。

グループごとの上位5名プラス特別推薦者2名で計28名それを観光協会役員で20人に絞った。



早速、一次審査通過のお知らせをするとともに、「マスコミ対応」できるかどうかの意向を確認した。

マスコミの注目度の大きさを考えると欠かせないことである。現に自宅までカメラが入った方もいた。

9年前、由布院観光総合事務所事務局長を公募した。その二次審査会にテレビ局からの

「カメラを入れたい」との申し出に大いに困った。

現職がある方は職場に知られたらまずいだろう、でも公募する時には頼んでおきながら、

マスコミが絵にしたい場面の撮影はお断りでは、虫がいいというものだ。ならば、撮影や

インタビューOKの人に限ってならいいだろうと当日慌てて応募者に意向を聞く羽目になった。

この経験を活かした。



さて、この20名の内訳。男15女5。年齢は34歳から65歳まで、30代1、40代6、50代6、60代7。

住所は東京8、神奈川6、千葉3、埼玉1、愛知1、宮城1で地元静岡は0だった。

気になる職は、旅行ライター、PRコンサルタント、実業家、ホテルマン、元電通、元住友商事、

元TBS、銀行系シンクタンク、大手コピーメーカー、NPO法人事務局長、大手クレジット会社

旅行企画室、財団法人、元JTB、編集記者、神奈川県庁、エスティックビジネス、元三井物産、

元出版会社社長、日本航空、テレビ制作ディレクターである。

(つづく)



※写真は稲取温泉が取組む食品残渣リサイクル事業

旅館の食べ残しを鶏にえさにし、栄養価満点のエコ卵を旅館にというサイクルを作っている。

食べ残しを乾燥し米ぬかにまぜて飼料にするのでるが、その乾燥熱源は使用済み食用油。

堆肥化の話は時々あるが、堆肥化するにかかる時間と堆肥成分に難があり、普及しないことを

耳にする。稲取の飼料化の仕組みが他地域にも広がることを望む。



溝口久
稲取・雛のつるし飾りの里づくり委員会顧問
浜名湖えんため顧問


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Posted by Qさん 大魔人 at 18:21 │大魔神の思い

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