2007年04月16日

稲取温泉観光協会事務局長全公募物語(その9)

稲取温泉観光協会事務局長全公募物語(その9)
翌日8時の朝食会場にいる応募者の方々にお礼の挨拶をした後、

8:30から関係者18名が集まり協議に入った。



全員がどの人を事務局長にしたいかを発表し、その後に前田名誉教授から

3名の候補者の選考理由を説明し、協議に入り、1から3番候補者を決定した。



 すぐに、1番候補者の意向確認の作業に入った。

 マスコミ発表は2月7日15時に新事務局長を招いての記者会見となった。

 その翌日、全紙いっせいに全国版でその人が渡邊法子さんであることを報じた。



 「ヨソから何の縁もないところに入ってきて、地元に馴染んでいくのでしょうか?

 溝口さんも由布院で同じような状況だったでしょうから、その体験をもとに如何ですか?」

 と数社から聞かれた。



 「自分たちが公募して、自分たちで選んだ人を排除したりすることがありえますか?」

 都会から田舎暮らしに憧れて移り住んできて、結局地元に馴染まなくて都会に戻って

 いく人と同じ視点で捉えているのがおかしかった。



 「では貴方はどうだったか?」というと「知らない人たちばかりだとワクワクするし、新しいことが

 始まるその新鮮さがたまらない。事務局長として乞われていくのに無視なんかしたら事が

 進まないじゃない。そんな馬鹿なことを由布院の人たちはしませんでしたよ。」



「でも、観光協会の専務理事とあわなくて喧嘩寸前。2年目に専務理事を代えてくれた

おかげで仕事がよく進むようになりました。」と言ったら何か安心してくれたようだった。



4月以降、稲取に行けば「稲取のノリチャン」(ちまたでは、すでにそう呼ばれている)に会えます。

是非お出かけください。

稲取のまちづくりのおたのしみはこれからだ。注目してくださいな。(おしまい)



※写真は渡辺法子さんが「雛の里づくり事業報告会」(2月25日(日)東伊豆町役場)に登壇。

地元デビューでした。

3月15日、お会いした時に、次女が高校を転学して一緒に来てくれることになったと

のこと喜んでおられました。それと、まだ取材が無い日はないとの事。



今や全国に彼女を知らぬ人なし。すごいことになりました。

赴任後にプレッシャーがかかることが予想されますが、ほっとけない人たちが町内外にいますので

大丈夫です。すでに国他から事業補助、助成の話が舞い込んでいます。

そして、これをきっかけに何より稲取の人たちの顔が自信に満ちて輝いていることが嬉しいのです。


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Posted by Qさん 大魔人 at 20:51 │大魔神の思い

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