2007年05月28日

お茶の香ロード(その3)

お茶の香ロード(その3)
お茶のもてなしを受けながらの街散策、演劇鑑賞、お茶の学習、実のある一日となった。

藤枝では、このところ地産地消にこだわる居酒屋が増えてきている。

お茶だけじゃなく後はお酒で締めなくてはと、駅前に繰り出すことになった。



このイベントの仕掛け人の堀田さん曰く「地元の茶商さんやお寺さんや商店さんと準備、

実施を重ねながら、街並みの形成やお茶事商品の開発に繋げていけたらと思っているのです。

しかし、これは気の遠くなるような時間のかかる事で、もう若くはない自分に出来るのは、

この方法論に地元の後輩達に期待を持たせることであろうと思っています。続けていけば、

きっと何かが生まれ、地域は元気になり、人は集まり、新しい商品と新しい生業が生まれ、

個性的な町の景観が育っていくんだと思うのです。」



 そして、「溝口さんは、国民文化祭の担当になったのですね。藤枝は、お茶文化の

テーマ会場になるそうですが、私達お茶事の村は、日本の内外から、お茶事の道具や

器のデザインアイデアを募り、その発表会をお茶の香ロードのメーンイベントにしていけた

らと日頃考えているのです。

 これを、藤枝市に提案したいと思います。お茶文化の会場となると、茶室、和服の

文化おばさんのお出ましといった発想じゃなく、これからの若い人々や家族やビジネスマンに、

お茶のある暮らしを優美に提案していきたいのです。そのために、学校や住まいやビジネス

空間の中で、自分や他人をおもてなしするお茶道具や器や食や家具などに新しい感覚

と機能が必要になってきます。それらについての技術やアイデアや人材を、静岡県は世界

から精力的に集め、そして商品と知識を発信していかなければと思います。」

思わず身が引き締まった。開催まで900日を切り、夢を形にする作業を着実に進めなくては。

(おしまい)


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Posted by Qさん 大魔人 at 13:52 │大魔神の思い

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