2019年11月27日

中国 張家界への旅(その2)



11月14日成田13時50分発、上海経由で張家界空港に着いたのは23時になっていた。翌朝から本格的な観光が始まる。

張家界市は、武陵源山脈にあり石灰岩などの岩石で構成されたカルスト大地が雨水や地下水などによって侵食されてできた地形は、

険しい峰が連なっていて絶景。自然溢れる陵源自然風景区は、世界遺産にも登録されている。

標高1260mの山腹に開いた巨大な穴、高さ132m、幅57m、奥行60mがあり、天門洞と名付けられている。

遠くから眺めるだけじゃなくて、その洞に行きたくなるのが人情、日本ならしないだろうけど、中国は違う。

この景勝の地を国から借り上げた民間がこの人情味に報いるために観光が開発をする。始めたのが1990年代末、

天門洞近くまでつづら折りの道路を建設。中国人にとって縁起のいい数字の9にちなんで99のカーブがある。

いつもならロープウェイで登るのであるが、この日はメンテナンスの次期に当たり運転されておらず、

マイクロバスにて登ることになった。これがスリル満点、岩の地であるので法面の角度は急だしオーバーハングして

道路がつくられている箇所ありで、崖っぷちを車の性能の許される範囲を目一杯使っての走行だから、この高さで落ちたら即死やなぁ 

と無事の到着を祈らずにはおられなかった。コーナーに1番から番号がふられていて、99の数字を見ることができ安心した。

天門洞が目の前に現れた。そもそも、何があって穴が開いたのだろう?地球の果てしない歴史の中から生まれた産物であることには相違無い。

(つづく)

 


  


Posted by Qさん 大魔人 at 23:31Comments(0)