2018年11月13日
利島への旅(その3)




途中でやめたくても海岸線は断崖絶壁、前進あるのみなのだ。
一休みすると厚正さんが突然叫んだ「イルカぁいるか‼」すると、な、なんとイルカが3、4頭現れたではないか。
悠々と背びれを出して目の前を。え~え~凄い、これまでの苦労が報われた瞬間だった。
この島の観光の目玉がドルフィンスイムだ。船に乗って沖に出てイルカのいそうな所で、
海に入りシュノーケリングするというものだ。この日も二隻ほどその手の船が出て、海中を皆で探索していた。
野生のイルカを彼等と同じ海中目線で見ることに高い人気がある。
5時間近くを掛けてようやく島一周を果たすことができた。慎重の上に慎重を重ねたおかげで、
小指を少しずつ切った程度で済んだ。秀人さんは脛に擦り傷、厚正さんは無傷。冒険家は違う。
最終日11時50分の出港まで、まだ時間がある。秀人さんがシュノーケリングをやろうと言うので、
ご一緒することにした。入江が港付近に人工海浜があるだけで、他は岩場、波があるから、
海にから戻ってくるのにコツがいる。打ち寄せる波に合わせて戻ってきたら岩にしがみついて、
返す波に海に戻されないようにしなくてはならない。素人の小生はやめた方が身のためとしたが、
秀人さんはひょいひょいと海に出ていき海中を充分に楽しんで戻ってきた。
このあと、砂浜から海に出て小生もシュノーケリングを楽しみ、島を後にすることにした。
島旅はかなり楽しい、次回は式根島にお供したい。
体を鍛えておくので厚正さん、よろしくお願いいたします。(おしまい)
Posted by Qさん 大魔人 at
22:34
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