2018年06月11日
江之浦測候所を体感する旅(その1)




小山町は静岡県にあるけど、小田原市、観光では箱根町を中心とした神奈川西部地域と関係が深い。
これは町内を流れる鮎沢川が、神奈川県に入り酒匂川に名を変え相模湾に流れ込むということで流域が同じ、
かつては小田原藩の領地だったことからくる。町のイベントには西湘地域の10市町の首長や議長らを招いている。
その時には小生にも接待役が回ってくるので、町での取組を酔った調子で話を数割増しの勢いで話す。
そのことを面白く思った議員から声がかかる。開成町に出向き、今回は小田原だ。
小田原高校OBの議員の集まりがあり、その総会で話してくれと言うのだ。
断る理由は無いし、小田原NO1の老舗料理屋「だるま」が会場となればなおのことである。
きっと、夜遅くなる、無理に小山に帰ろうとすると終電に間に合わない、乗り過ごしの危険もある。
ならば、泊まろう、幸い翌日は土曜日、小田原を堪能して帰ろう。と言うことにして、
小田原市役所OBの三廻部さんに相談したところ「江之浦測候所」に案内してくれると言う。
「そっこうじょ?」何それ?見るには予約が必要、しかも入場料が3000円と言うではないか!
文化財の測候所を改修して何かになっているんだろうかな?と勝手に想像し、5月12日土曜の朝、
小田原駅に二日酔いの浮遊感を持って向かった。東京から来た小塚さんと合流した後にJR下りに乗り、根府川で降りた。
そこに三廻部さんが待っていてくれた。ワイン、つまみ、おにぎりを持って 美術館らしきところに行くのに、飲食物を持ち込むという。
ますます、「江之浦測候所」の正体が分からなくなる。根府川駅から送迎バスが出ているが、満席で予約できずタクシーで向かうことになっていた。
10分足らずで相模湾を一望できる丘にある「その測候所」に着いた。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
22:53
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