2018年05月08日

二つの公園の開園式(その4)



「歴史を旅する」をコンセプトに、西洋館の前を「格式あるフランス様式庭園」にし、公園全体には「小山の歴史を巡る回遊路」をつくりました。

また、日比谷平左衛門翁の銅像が太平洋戦争中に供出されたまま姿がなく、台座だけが残っていたのが気になっておりましたので、

これを今回復元いたしました。公園の正門には和田豊治翁の胸像を建てまして、歴史文化の薫る公園となりました。

今後は、豊門会館の周りを「創建当時の想いを再生する池泉回遊式庭園」とするだけでなく、

豊門会館と西洋館の建物の大規模な修繕に着手することにしております。

豊門会館は常に中を見学できるようにすると共に、お茶会をはじめ、様々な催しや会合、会食にご利用いただけるようにします。

また西洋館は1階をレストランとカフェ、2階にはギャラリーとライブラリーを整備しまして、富士紡績㈱の進出時代から小山町

の近代化が進んでいく町の歴史がわかるようなスペースにする予定です。2020年には小山町に東京オリンピックがやってきますので、

それまでに間に合わせたいと思っております。(つづく)


  


Posted by Qさん 大魔人 at 22:28Comments(0)