2013年12月15日
ななつ星in九州(その16)




列車は食事の間中、由布院と南由布の駅を往復していた。その内に雨が降り出し
てきた。
由布院駅に、小生が由布院の親戚と言っている井尾ファミリーが待っていてくれた。
食事が済んだ後、しばし由布院駅に七つ星は停車した。出発は23時過ぎだ。
それまで2時間ほどの時間がある。
小生のみが下車して井尾ファミリーと町内のバーに向かった。
井尾君は小生が由布院観光総合事務所事務局長を務めていた時に、大学を出て新
採として事務所に入ってきた青年だ。
あれから17年の年月が過ぎ、今は豆腐料理店「市ノ坐」http://www.ichinoza.jp/を
切盛りしている。
***大豆と水とにがり。たったそれだけの材料で作られる豆腐はヘルシーで体
に優しく、シンプルが故に変幻自在な食べ物です。“田中市”と呼ばれる湯布院のこの地に、
そんな伝統食を真ん中に据え、人々が語らう食事処「由布院 市ノ坐」を開きま
した。***と挨拶のあった店もすでに開業5年である。
バーでひとしきり話したあと由布院駅に戻った。
由布院が駆け出しの頃、旅行社に「由布院には、何がありますか?」
「・・・す、ススキがあります」と答えていた昭和40年代。
それが今では行きたい温泉地ランキングには常にベスト3に入るまでになっている。
そのススキがダイナミックに由布院駅に生けられていた。
ななつ星の車体をバックに何やら誇らしげに見えた。
Posted by Qさん 大魔人 at
21:57
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