2013年10月25日

ななつ星in九州(その2)







見回したところ14組のゲストの我が夫婦より若いカップルは一組のみ、
後に名刺交換すると岩手医科大学の医師で何と新婚旅行にななつ星に乗ることに
したとのこと。

乗客が集まったところで、唐池社長が挨拶に立った。
「一年ほど前に予約をスタートしたところ即時申し込みがあり、高い倍率の中を
くじ運の強いお客様ばかりを迎えることになった(笑)。
ななつ星は新しい日本の鉄道の旅を切り拓き、九州の観光を変えていくという決
意である。
14組28名皆様と一緒に「これからの日本の旅」を興奮の中で大いに楽しんで行き
ましょう」と挨拶があった。

 続いてトレインマネージャーから9人の搭乗クルーの紹介があった。そしてス
パークリングワインでスタートの乾杯となった。
いよいよホームに向かうことになる。何と金星ラウンジからはレッドカーペット
が敷かれているではないか、私どもを世話してくれる可愛い原尻さんの
後について階段を下りホームが見えてくる。そこにはななつ星の出発を
一目みようとホームから溢れんばかりの人が、そして舞台があり椅子が並べられ
た出発式スペースの後ろにはテレビカメラが多数控えていた。

 この出発式展には我々の席も用意され、前には知事、市長、議員、JR 九州の
役員が並んだ。唐池社長、福岡県知事、そして最後にデザイナーの水戸岡鋭治氏
が壇上に立った。車両を造ってくれた日立他メーカー、日本の匠、夫人、会社スタッフ、
マスコミそして今日の乗客に謝辞を述べ、そして「このプロジェクトを遂行する唐池社長はすごい、
私たちの誇りだ」と挨拶された。最後は言葉に詰まった様子だった。

12:28ななつ星が大きな歓声、カメラのシャッター音、フラッシュの光をピカピカの
リヤルレッドの車体に浴びながらホームに入ってきた。
いよいよ「新たな人生にめぐり逢う、旅」のスタートだ。(つづく)



  


Posted by Qさん 大魔人 at 23:37Comments(0)