2010年02月27日
三日坊さんの旅(その1)
今どこでも着地型旅行商品の開発が盛んになってきている。
団体旅行の多くは、出発地の旅行会社が企画した旅行商品を
個々に申し込んで集合して旅行している。
ところが、もっと個性的な旅をしたい、現地で面白い体験や
交流をしたいというリクエストが増えてきている。
これに応えるには、プログラムの開発から受け入れ体制を
整えることが必要で、現地の者が動かないことにはできない。
そこができたものが着地型旅行商品というわけだ。
最近できた着地型旅行商品の内、最もお勧めするのが東海道
53次のど真ん中27宿目にある袋井市の観光協会が企画した
お坊さんを体験する旅「お坊さんの日常生活を体験し、新しい
自分を発見してみませんか?」名付けて「三日坊さんの旅」がそれだ。
三日坊主の方が語呂がいい、でもしなかったのは、ここで体験
したことを日々の暮らしに生かしてほしい、三日坊主で終わって
欲しくないという意味からである。
袋井市には多くの参拝者を集める可睡(かすい)斎(さい)、油(ゆ)山寺(さんじ)、法(はっ)多山(たさん)の遠州
三山はじめ古刹が多い、これを観光資源にした。宗派が異なり
調整が難しいことは容易に想像できる、にも関わらず、
よくぞ企画したものだと感心した。
これまで何回かのモニターツアーが実施され、今回初めて一般募集
をかけた。寒さ真っ只中の2月13、14 日に寺で修業体験をしようというのだ。
(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
12:30
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