2020年10月03日
足柄市赴任(その2)




早速、やってもらいたい仕事のリストを渡された。昭和40から50年代に建てられた學校を含め公共施設が
そのまま手が付けられておらず、大規模修繕が必要であるし、役割を終えかけている施設もある。
この場合はその後の利用をどうするのか?何とか筋道を立てなくてはいけない。
多数施設があるから、これは相当に長く続く事業になろう。
地蔵堂という「金太郎生家跡」、「金太郎の飛び石広場」に「金太郎もみじ」と言わば金太郎の里がある。
ここに箱根に抜ける林道が整備され、人の往来が増えるので、これを気に観光振興を図りたい。まだまだ課題は続く。
このところ調子のいいふるさと納税の寄付金はあるものの、富士フイルムの本社が移転し税収が減った市に余裕はない。
ここが知恵の絞りどころだ。公民連携をうまく仕掛け、いかにイケてる仕事に組み立てるかがいつも念頭にある。
まずは手始めに区画整理の際に設けた調整池が広くある。今の時期、草ぼうぼうになっていて、住民からは当然の如く
草刈りの要請が来る、しかしこの広さだ。熱中症間違いなしの作業にたじろぎ、頼むにも割増料金が請求されそうだ。
サッカー場に、イベント広場にとアイディアはある。でもこれを市でやるとなると草刈以上の費用がかかりそうだ。
ならば、必要とする者に貸してしまえばどうだろう。広場を自由に運営する。貸しコートでもフリーマーケットの
会場だって、駐車場だって、使い途は相当にありそうだ。公民連携の名のもとにサウンディング調査をしてマーケット
のある無しを確認しよう、話はそれからだ。役所の中で議論していても始まらない。
「公務員よ、席を立って街に出よう。そこにみんなが待っている。」と由布院の中谷健太郎さんに良く言われた言葉だ。
早く準備に取りかかろう、冬が近づき草の勢いが失せたときに、皆が加勢できるようにね。
任期は2年8カ月。スタートダッシュで駆け抜けたいものである。
ご案内できる処たくさんあります。どうぞ、様子見に南足柄にお越しくださいませ。(おしまい)
※写真は近所にひっこしそばの代わりに配ったお米 南足柄の我が家での呑み会
Posted by Qさん 大魔人 at
23:41
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