2018年09月14日

シンガポールへの旅(その4)



二日目はセントーサ島に向かった。タクシーなら楽だけど、公共交通で行かないと面白くないと長女が言う。海外にからっきし弱い小生は長女に従うしかない。
シンガポール,ツーリスト、パスなるものが1日1600円程であるが、これよりEZリングカードがお薦めだ。
カードを駅内にあるコンビニで400円ほどで購入、いわば保証金のようなもので、カードを返せば戻ってくる。これに1600円ほどをチャージした。
後で気づくが地下鉄もバスも定額で800円程も入れておけば大丈夫だった。ただ、支払いに使える店があったので助かった。タクシーにも使える。
ただし、足りない分を別の手段で支払うことはできない。地下鉄を乗り継ぎセントーサに着いた。島だから、さらにモノレールに乗って渡った。
歩いても渡ることができる。終点まで行き、海岸沿いを歩いた。流石、交易国家シンガポール、すぐ先には数多くの船が浮かんでいる。
島内を走るバスに乗り巨大マーライオンそばに行った。15年ほど前にその中には入ったので、今回はイメージ・オブ・シンガポールという博物館に入館した。

シンガポールを形成する4つの人種マレー人、インド人、中国人、欧米人)が、どのようにしてシンガポールへ来たか、近代・現代にはどのようにして日本の占領時代を戦後シンガポールが独立してきたかの歴史を人が劇調に説明する。ただ、オール英語なので小生には堪える。長女から解説を受けた。

次は、ろう人形館でマイケルジャクソン、レディガガ、ブラッドピット、アンジェリーナジョリー、エリザベス女王などなど、
シンガポールからは元首相リークワンユー、現首相のリーシェンロンなどに会う事が出できる。少しちんけなボートライドのアトラクションでは、
今のシンガポールが紹介されている。最後の4Dスクリーンには驚いた、立体的な映像は当たり前にしても、臭いが、足元に風を吹き掛け、
背もたれからは衝く刺激が、前席に仕込まれたノズルからは水が噴射される。驚きの連続だった。これで4000円ほどだが、ネットで割引チケット得て入る方が賢い。日本のサイトから確保できる。

楽しませ方十分、しっかりとした商業ベースの博物館だった。来たコースを戻るようにマリーナベイに向かうことになるが、
その前に遅いランチを中国版フードコートですることにした。日本のモールで見るいかにもチェーン店の集まりの中で仕方なく食べるフードコートとは違う。

各店とも力のある個店であることを感じさせてくれる。我らが選んだ店は大皿の中心に飯を盛り、回りに撰んだ惣菜を盛っていくもの。
1500円程度になるが、美味い。こちらのフードコートや屋台が集まるフォーカーでは日本と違って食器を客が片付けることはない。
食器が共通になっていて、用が済んだら次々と持っていかれ一ヶ所で洗われ、また各店舗そばに置かれる。この方が合理的だ。
各店舗が洗い場を持ち、人手をかけるよりいい。(つづく)


  


Posted by Qさん 大魔人 at 22:17Comments(0)