2015年02月09日
富士山金時材



小山町には木を切り出してから製材前の荒工程とも言える定められた長さでの切断、その後太さで種別する原木流通センター、
柱・梁・縁甲板に加工する製材所がある。加えて原木製材時に発生した残材を原料に木質ペレットに加工するペレット工場
といった一連の林業施設がある。ペレットはペレットストーブの燃料として使われ、出てくる灰は山へ返す循環型林業に取組んでいる。
ここで製造される材をブランド化したい。まずは愛称を公募し「富士山ー金時材」に定めた。
次はブランドマークを作りたい、ならばということで
デザイン学部のある静岡文化芸術大の学生を使ったらどうだと知事からのアドバイスがあった。
ここからは小生の仕事。知り合いの教授から紹介を受けた佐井教授にお願いすることにした。
研究室の学生を小山町にお呼びし豊門会館ー金時公園ー富士山五合目、林業施設を案内し、小山町に対するイメージを持ってもらった。
教授の指導の下、でき上がった作品を6人の学生が自分の作品をプレゼンテーションしてくれた。
その中から高橋真理奈さんの富士山・金太郎(生誕の地が小山町、後に酒田金時)・材木を見事に表してくれた作品が選ばれた。
この程、このブランドマークを貼られた製材の初荷が2月9日に無事、小寺製材所から出ることになった。
雪がチラつく寒い日ではあったけど、皆の熱い想いだけは製材に十分に詰まっていた。
Posted by Qさん 大魔人 at
22:17
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