2011年03月01日
宮城県丸森町の冬のたび(その4)
昼食は「ひっ ぽもりのレストラン」に用意されていた。丸森の町中から離れ、
標高400m程の筆甫(ひっぽ)という集落に入ると田んぼは一面雪景 色。
目的なくして来る事はまずないだろうと思うその地にレストランはある。
オーナー金森正子さんの本業は林業、伐採や運搬の仕事をバックホウ、
ブルドーザーを操り男勝りに山仕事をこなす。
その彼女が心機一転、地域のために何か自分にできることはないか?
と林業はご主人と息子に任せ「地元の素晴らしい食材と郷土料理の伝承」を
目的にふんだんに地元材を使ったログハウス型の農家レストランを平成15年に開業。
フードコーディネーターのアドバイス、地元の農家からの食材の提供を受け、
今や年間4000人ほどの来客 があり、娘さんらが一緒に働いている。
「へそ大根の 煮しめ」「ササギの佃煮」「キノコのてんぷら」に混じって、
驚くことに干し柿が揚げられていた。
さくっとした食感が命のてんぷらには天つゆよりも塩がいい、この時出された塩
が黒い。
聞くところによると「竹炭の粉末が混ざっている」とのこと。他にも豆に竹炭の
粉末を
コーティングした名物菓子もある。
土産にこの塩を持たせてくれたので、我が家のふきのとうをてんぷらにした時に
是非使おう。
さらに、地元や最豊富のレトルトの「あぐだもだカレー」も商品化され売られて
いる。
今や食材王国 みやぎ「いきいきレディ」、仙南食材拡大フェアコンクール最優
秀賞、
食アメニティコンテストで会長賞受賞と勢いが続いている。
「地域とのつながりが深まり、目配りできるようになり、そして地域が育んでき
た農業技術、
生活の知恵を活かして、高齢集落を元気にしたい」と女性企業家は明日を語って
くれた。
(つづく)
15年ほど前になるかと思います。豊川 悦治のドラマの主題歌に流れていた
ユーリズミックスの曲がとても気に入っています。ユーチューブのおかげで聴く
事ができました。
お勧めです。http://www.youtube.com/watch?v=ZxVDJBZPGok&feature=related
Posted by Qさん 大魔人 at
21:33
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