2012年03月07日
新潟・佐渡島の旅(その1)
手元に1/28発行の「島の新聞」がある。「今こそ佐渡独立論が美しい」
と題した新春放談会の文中に紹介されている新潟日報の連載が気になった。
食生態学者の西丸震哉氏の佐渡独立論を表題に「中央集権化は近代国家の
必然であるが、これを無限に振興させることは、地域性、小地域固有の特
殊性を封殺して、単一の文明、性格、体質、意識を仕立て上げ、生存の目的、
人間性、郷土愛を無くして社会を砂漠化する。佐渡の独立論は、
日本の縮図としての日本モデル地区であることに、その価値がある。
小回りの利かなくなった制度大国を実証的に説得する立場となり、
それによって日本を窮地から未然に救出することになる。」
さらに佐渡島独立のための財源、そして産業、交通、エネルギーの
ありようについての提案が書かれている。
これが連載されたのが昭和53年8月、すでに35年前のことだ。
この佐渡島に2月11日に渡った。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 11:55│Comments(0)