2012年01月31日
石窯をつくるの巻(その2)
窯を熱くするために木を燃すわけだが、火ではなく、
窯を熱くしその輻射熱で調理をすることになるから、
火がある木を外に出すか、隅に置いて調理スペース
を確保する必要がある。
氏の窯は下にスペースに落とすようになっていて、
窯の温度を維持する仕掛けになっている。
かなり工夫された労作である。用意されたピザ生地に
ピザペーストを塗り、サラミ、ピーマン、たまねぎ
にチーズをトッピング。
窯の中でチーズが溶け出し、生地の縁が焼けてきて いる。
5分ほどで焼け、その場ですぐにほおばった。
熱々のかりっとした下地のピザは美味かった。
レンガ、コンクリートブロックに安く入手した大谷 石、
煙突ぐらいが購入したものであり、数万円で作った勘定だろう。
何も、耐火煉瓦をアーチ状に積むこともない、
確かに大谷石を組み合わせるアイディアはいただきだ。
早速、家に帰ってきてからネットで大谷石を調べて いた。
家族に石窯を作るぞーって言ったら、娘からは期待の声が、
妻からは「何回、使うと思っているの!」。
その一声で我に返った。
松本さんにも「ところで、今日で使うのは何回目ですか?」
と恐る恐る尋ねたところ「構想から完成まで5年間、
気が向いたとき、材料が揃ったときにボチボチ作ったからね。
できて2年、使ったのは3回目。」「え、2年間で3回 目ですか!」
「ガウディーのサグラダファミリアの石窯版」がわずか3回かアー。
(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:45│Comments(0)
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