2011年08月03日
アメリカポートランドの旅(その4)
初日レストラ ンで夕食後、車を進入禁止にした通りにアートの市が立っていた。
交差点が広場になりミュージシャンが、ドラムセットではなくポリバケツセット
でノリのいいリズムを打ち出す。
車輪のついた屋台の椅子に腰掛け、足元になぜかあるペダルをこぐと動き出す
移動式のバーがあり、受けていた。平日の夜ではあったが、大にぎわいだった。
ここはパールディストリクトという鉄道の操車場や倉庫の跡地を再開発したエリア。
20数軒の画廊は第1木曜日になると一斉に作品を入れ替える日とし、
画廊はオープンギャラリーになり、3つのブロックの路上では新人アーティスト
やクリエーターの発表や販売の場となる。
これはファーストサーズデー・ギャラリーウォークというイベントで、多いときは
一晩に3万人の来訪者がある。
視察第1日目を7月7日木曜日にした松本大地さんの意図がありがたかった。
さて、ダウンタウンでは幅広い歩道や広場、公園、至る所にアートが、
風景にアクセントを加えるが如く置かれている。オレゴンでは公共事業費の
2%をアートに配分することになっているとのことだ。
アートが身近な公共空間にある、このこともポートランドの心地よい
ライフスタイルを支える一つになっている。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 23:15│Comments(0)