2011年07月28日
寸又峡のたび(その3)
今、寸又峡温泉では、宿泊客を対象に
・SLの大井川鉄道フリー切符半額
・お買い物券1500円プレゼント
他にネイチャーガイドと歩く自然観察、盆踊り、虫取り広場
と多数の特典が用意されています。
昨年9月12日に寸又峡で「一日限りの露天風呂」を開きました。
間もなく開湯50年を迎える寸又峡温泉は昭和42年に金 嬉老事件
一躍全国に名が知れ渡り、その後の秘境ブームもあって順調に客数を
伸ばしてきましたが、平成3年をピークに減少に転じ宿の数も減り
相当に厳しい状況になっています。宿泊客数も1/3にまでに落ち込んでいます。
そこで、現在ある町営露天風呂が老朽化してきたこともあり、
この際、南アルプスを一望できる場所に建替えるとともに、
温泉地内各所に家族湯を配置して、露天風呂を中心とした
外湯で活性化を図ろうと考えています。
ここの湯は「美人づくりの湯」と言うに相応しい良質な湯です。
この露天風呂+家族湯の整備によって、こじんまりとした温泉地をまるごと
楽しめることになります。
南アルプス山岳図書館、登山道、散策道、食事、寝るところ、温泉が
適度に配置された温泉地となるからです。
ここに寸又峡のたび(その1)で話題にしたデザインの力を注入してゆきます。
そのことで、温泉地での新たなライフスタイルを寸又峡温泉郷で楽しんでいただくことが夢です。
「一日限りの露天風呂」から一年が経とうとしております。
川根本町の9月補正予算に正式に事業費を上げようと
地元での努力が続いております。
実現の暁には、どうか皆様お越しくださいませ。
その前の姿を目にするために、まずは今年お出かけください。
(おしまい)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:46│Comments(0)