2011年07月07日
阿蘇ゆるっと博(その3)
坂本事務局長はさらに言う。
旅館は、第一に日本人が泊まる旅館にすべし。
日本人が泊まらなくなったから外国人を引っ張っろうというのでは、
最終的にはつぶれる。日本の情緒に触れるために行くのだから、
外国人用のホテルでは興ざめることは明らかだ。
商店街振興には、「いい物を売っているところに 光を当てること」が重要であ る。
人を呼び込むためのイベントを真っ先に考えるのではなく、
まずは商店街では何ができるのかを問い詰めていく。
マーケティングというのは、単なる市場調査では ない。
自分の売る商品やサービスの売り上げを増やすための小手先の技術ではなく、
「自分がどのような価値観を持っており、商品やサービスにどのように反映
していくかを買い手に知ってもらう方法」である。
由布院は「最も暮らしやすいところこそ、優れた 観光地である」として、
暮らしを守り維持するために、観光を手段に使うと言ってきた。
そのことをしっかり阿蘇で根付かせているのを感じた。
さあ、学びと交流の旅のはじまり、はじま り。(いったんおしまい)
Posted by Qさん 大魔人 at 00:03│Comments(0)