2011年05月17日
焼津市市民まちづくり活動事業報告会(その2)
その中でも異 彩を放っていた事業が二つあった。一つは「口から食べること」
の啓発活動。
何それ?当たり前のことじゃない。よくよく聞くと、人生最期まで口から食べる
ことの幸せの意味を説き、高齢者や障がい者には口で食べることの訓練や、
やさしい嚥下食を研究するなど、高齢社会に必要な活動をされていることがわかった。
聞くところによるとこのような活動している団体は全国でもここだけとのこと。
啓発のための紙芝居の披露、その他活動報告は文字無しの全面スライドショー。
映像が何よりも多くを語っていてくれた。BGMの選曲もいい。
そして、最も 気に入った事業が「おいしい!プロジェクト」だ。20代前半の若
い女性が発表した。このプロジェクト、市内でのイベントに出向いて行っては
「おもてなし」をするのだ。
数年前から始まった浜通りの灯篭のイベントでは、休憩のためのベンチを準備し、
茶店を出して水羊羹を振舞う。
別のイベントではゲーム性の高いスタンプラリーを実施し、イベント会場の人
を市内に周遊させることを仕掛けた。市民に市内で最も気に入っている景色を描かせ、
完成した絵と一緒に描いた人の写真を撮り、それを大きなボードに貼り付け皆で楽しく眺める。
イベント主催 者とすれば、気の効いたおもてなしが欲しい、そしてもう一工夫
スパイス的な仕掛けが欲しいと思うことが多い。そこにこの「おもてなしプロジェクト」。
補助金は52,000円也。〜いい 仕事してますねえ〜。
次回は6月に今年度の補助事業に挑戦するNPOのプレゼンテーション がある。
大いに 楽しみである。
(おしまい)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:11│Comments(0)