2009年05月10日

伊豆の旅(その6)

 花火を上げるためには、消防署、漁協、警察、役所の許可が必要になるし、
他のお客に知られては具合が悪い。金額以上に手間隙がかかった。


彼女を外に連れ出し、冬の夜空に突然の花火 感動に咽ぶ とシナリオとおりだった。


すごいサービス精神に主の石島さんにただただ天晴れ。それで結婚はというと、「・・・」。



一柳閣のHPに「恋旅ぷらん」がある、気の効いたサービスが並ぶが、

花火のオプションメニューは残念ながら無い。

その後カップルのためだけに花火を上げたことはないとのことだが、

リクエストあれば応じるとのこと。



 夕食後には、最近やり始めた手打ち蕎麦を指導する役が待っていた。昨年末に来た時より

も若干向上していたが、あまりやっていないようだ。周りに数人やる人がいるといいのだが。

是非、体験蕎麦打ちも宿のお楽しみプランに入れて欲しいものだ。



 由布院温泉の亀の井別荘の中谷健太郎さん曰く

「旅館業は面白い、お客さんは何やっても喜んでくれるからね」

「お客様を親戚と心得、生涯の縁を結ぶべし」。

ここ一柳閣には、そのことを感じさせるものがある。



 今回の旅のテーマは「温泉と人」だ。いい温泉に数多く入ること、そして伊豆の素晴らしい

方々とお会いして交流することだ。6箇所10回以上の入浴を楽しみ、8人のオーナー達に会い話を聞いた。



「伊豆はなかなか一つにまとまらない」ということをよく聞く、特に行政から。
まとまるってどんなイメージなんだろう。
個々の温泉郷のまとまりは当然ながらある、それが伊豆としてまとまる? 
プロモーションをみんなでやることかな? 
テーマを一つにして伊豆を売ると言うこと? 「まとまる」がわからない。
でも連携ならわからないこともない。
どんな連携があるのか、今回お会いした旅館オーナーを集めて、ワークショップを絡めた意見交換会
をやってみたい。そんなところから連携して成立つ伊豆観光圏を探ってみたいのだ。(おしまい)

稲取温泉の赤尾さん、天城湯ヶ島の宇田さん、鈴木さんのお話も書かなくてはいけないのですが、
次回のお楽しみと言うことで今回のシリーズはおしまいとさせていただきます。
リクエストが多ければ再開もありです。

※写真は一柳閣前にて 




Posted by Qさん 大魔人 at 19:08

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伊豆の旅(その6)