2009年05月10日

伊豆の旅(その5)

すみません 伊豆の旅(その5)のアップを失念しました。順序が逆でとなりますことお許しください。

この晩は熱川に泊まることにしていた。ここには海岸の波打ち際に露天風呂「高磯の湯」がある。

これに入らねばと先を急いだ。700円の入浴料は高めではあるが、このロケーションに納得する。



今晩の宿は「一柳閣」、味気なかったであろう鉄筋コンクリートの壁面を木の格子で覆い隠し、

大広間は竹とすだれを使い半個室のようなたたずまいに改造している。夜は行灯やテーブル上

のローソク調の照明で、天井からの照明を落としている。



朝は逆に天井からの照度を確保している。かつての団体仕様の施設から今やカップルが主体の

宿屋に変わっている。ハードだけでなく、ソフトにも配慮が見られる。「思ひ出帳」がそれだ。

滞在中に書いた内容に主が個々に返事を書く。これが人気だと言うのだ。

以前はチェックアウトまでには返事を書いていたが、これだと帰りに読んでしまいそれまでになる。

むしろお客が帰ってから返事を書き、次に来た時の楽しみにしてもらう。ただこれだけのことが

リピーターをつくっていくことになる。



記念日にはケーキや花の用意をするが、これじゃ物足りないもっと何かを、プロポーズしたい

からだとお客は言う。スタッフ集めて何かいい案ないか?

「社長、花火はどうですか?彼女のためだけの花火。スターマインも出してね」

「お!それいいね」早速お客にて案する。

「20万円かかりますが、、」「うーん でもいいでしょう」。(つづく)





 お約束の上海でのバカ受けブースのお話です。

 観光キャンペーンには「ノベルティー」と呼ばれるちょっとしたプレゼントを用意しています。

 パンフに比べれば、それほど多く持っているものでなく、今回は粉末のお茶のスティック3本入りを200袋

 絵葉書100セット、巾着袋100です。これを配り始めると我も我もと人が押し寄せ、あっと言う間に無くなります。

 静岡に興味を持ってくださった方、説明を求めた人を対象にしたいのですが、プレゼントをしている場面を見ようものなら

 「私にも私にも」とパニックになってしまいます。



 お客の様子を見ていると富士山をデザインした我県のブースを写真にとっている方が時々います。

 また、法被姿に興味があるのか、我々の写真を撮る方もいます。

 ならば、富士山のパネルを抱えて前に出し、富士山の写真を撮ってくださった方のみにプレゼント

 を差し上げたらどうだろう、携帯にもカメラ機能はあることだから。



 早速、通訳に「富士山の写真を撮った方に○○をプレゼント」と書いてもらい、その書いた紙と

 パネルそしてプレゼントを一緒に前面に出したところ、皆が次々と撮るではないですか!

 「これはイケル!!」、パンフレット入れる紙袋までこの対象にして500人ほどのカメラに

 富士山や静岡県、我々の姿が写真として収められた。



 中には法被を着せて欲しい、法被を売って欲しいとせがまれたりで

 汗だくになりながら対応に終われました。おかげさまで静岡県の観光ブースは人だかりが続いたと言うわけです。

 上海の皆さんの心に残ったのではと確信しております。

 日本人はどうかな? 皆は無理と言うけど試しにやってみたい。



※写真は「高磯の湯」と上海での観光キャンペーン「富士山の写真を撮った方に紙袋をプレゼント」





Posted by Qさん 大魔人 at 19:18

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伊豆の旅(その5)