2021年10月06日
由布院への旅(2020.11/21~23)その3




さらに下流には耶馬溪橋がある。大正12年に竣工の日本で唯一の8連石造アーチ橋で、日本最長の石造アーチ橋でもある。
昭和56年大分県指定建造物、平成11年改修工事完了。となると、小山町にある明治39年に竣工した森村橋の先日終了した復原工事が頭を過る。
この後、深耶馬渓に向かった。この辺りにそびえ立つ岩峰や奇岩群は、耶馬溪エリアを代表する風景となっている。
一番の見処から駐車場の位置を離してあるのが賢い。地元の店が立ち並び産品の数々を売って、大いに賑わっている。
小山町で多くの人を集める浅間神社がある。ここは境内裏そばに駐車場があるため、まっすぐに神社に行き参拝して戻ってくるだけ。
これではダメだと、込山前町長時代に町の支所とコミセンを移動させ、そこを駐車場にして門前を歩いてもらうようにしようと
目論み道路も新たに入れた。ただ駐車場だけともならず、多少なりとも人の立ち寄り施設も必要だろう。
ただそうなると人も新たな建築もとなりかなり面倒だ。ならばコミセン内にある殆ど使われなくなっている舞台付き集会室
改修しDMOの事務所を設け、交流プラザ的な空間に変えればそれなりに形はつくし、駐車スペースも外構を工夫すればバスも
三台くらいは入れる。改修設計を終え工事発注時に町長が代わってしまい。慶應大学と話を進めていた大学と地域の連携室も
DMO
組織もあやふやになり大きくプランを変えることになった。防衛省の補助金を得るために協議していたプランが大幅に変更になり、
「あーだこーだ」言われたけど、当初の計画通りではまずかろうと開き直り気味に調整した。4月に少しずれ込んだけど無事に完成。
コロナ渦にあって人を多いに集めても、観光バスの誘致もままならなくなってしまっているけど、
いつかは改修したこの器を使いこなす時がくるであろう。<つづく>
Posted by Qさん 大魔人 at 15:00│Comments(0)