2019年12月14日
中国 張家界への旅(その9)




最終日は朝から雨だった。これまでカイモノは無かった。これまで、お茶、絹ふとんや黒真珠、
真珠クリームなどなど、ことごとく中国の強引商法に大敗している小生としては、身構える。
見るだけが、いつの間にやら買う羽目になっている。さて、今回はいずこに連れて行かされる
やらと警戒していた。まずは、竹繊維の店と言う。竹製品はいらん!と入店前は皆そう思って
いたに違いない。ところが、吸水性抜群の竹繊維タオル、醤油を垂らしても吸着しないタオル
でこれで洗えば洗剤いらないとの謳い文句。一人が買い出すと雪崩を打ったかのように爆買い。
でも単価が高くないから1万円程の買い物の人が多かった。小生も3000円程購入してしまった。あああ
現地ガイドの李さん、すっかり気をよくして「レストランでの飲み物代はおごりだ」と宣言する始末。
これ幸いといつもは1本のビールを2本飲んでしまった。この後もお茶、砂絵の展示販売場へ連行されたが、
買う人は殆どいなかった。
この旅の最後を締めくくる観光が待っていた。「大峡谷玻璃大橋」がそれだ。
2016年8月、満を持してオープンした全長430m、幅6m、地上からの高さ約300m地点に吊るされた世界最長、
世界最高度を誇るガラスの吊り橋だ。(「玻璃」は中国語でガラスの意味)。
設計は国際コンペの結果、イスラエルの建築家ハイム・ドウタンが手掛けた。
目の前に現れた橋の姿は、真っ白な優美な曲線。まるで白鳥のようだ。
それにガラスの平らな床。素晴らしい!世界から人を集めるってこういうことかなってつくづく
思い知らされる。一度に最大800人、一日では最大8,000人まで乗ることが可能とされている。
足元の深い谷底、周りの雄大な風景と相まってまるで空中散歩をしている感覚になる。
残念なことに雨が降っていてガラスの透明感が薄れ、浮遊感が物足りなったのが少し残念。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:43│Comments(0)