2019年10月01日
熊本県人吉市・鹿児島県鹿屋市・錦江町への旅(その4)






この家の目的は、『食』の郷育拠点として、「人」「地域」「文化」を繋げる食のエコミュージアムを目指すというもの。
改修費はかなりかかっていることが見て取れる。お金だけじゃない、手間も相当だ。地域の人たちに力になってもらったとのこと、
ここは節さんの人たらしの人間力が大いに発揮されている。地域の皆の想いが入っているからこそ成り立っている家だ。
「ところで、家財道具の処分はどうされたの?きれいに片付いた状態で買ったのではないでしょうから」と尋ねたところ
「そうよ、そこに時間が凄くかかっていて、ここにはいらない物を並べて、皆に持って行ってもらったのよ」と仰った。
「そうかぁ!小山町で相談を受けている300㎡近い古民家の再生で真似してみよう」と即座に思った。
近くの温泉に入りに行った後、早速食事となった。郷土料理研究家の節さんの料理が次々に出される。
鮎を食べたいなと思っていることを察しているのか、鮎のから揚げ、焼き物がしっかり用意されていた。球磨焼酎片手に食が進む。
節さんの球磨川流域連携グリーンツーリズム構想、市会議員をやってみて見えてきたこと、首長に想うこと等、冴えわたるお喋りが続く。
まさに「食を通じ、訪れる人と共に学び合い、成長しあう」場となっている。翌朝はムラ中フットパスを隣家のじいちゃんとする予定をしていた。
フットパスガイド役がいて、その人と一緒に村を歩くことが地域づくりに効果的だと言う。翌朝6時出発とこと、呑み過ぎてはいたが、
そのつもりしていたところ朝から雷、雨は実行するけど、流石に雷ではと中止になってしまった。ざ、残念。お楽しみは次回に。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 21:34│Comments(0)