2019年03月08日

一関市への旅(その6)



一関の食と言えば、一番に上がるのが餅だ。伊達藩の命により毎月1と15日に神様に餅を供えることになったが、

農民が食べていたのはくず米に雑穀を混ぜたもの、これを何とか美味しく食べたいという味の工夫と儀礼があって

、道徳の餅文化が開花したとのこと、節目節目に餅つきで年間60日も餅つきしたとか。

今回の体験は400年の伝統食もち本膳を小笠原流でいただこうというもの。膳の上にあるものを箸にする順に説明すると、

食欲を起こすなます(大根おろしに酢)、まずは腹ごしらえということであんこ餅からのスタート、食べきらないといけない。

次は料理餅に値するクルミ餅、またまた甘い餅だ。沢庵を口にして甘味を消し去る。次にいよいよ出汁の効いた雑煮となる。

ようやく納得する。

店では本膳では無くキムチ、納豆、生姜等味付けされた一口餅膳が人気だ。

一関市への旅のお話は、食で締めさせていただきます。

合併でとても広い一関市の面積は1256㎢もある。ちなみに長野県境まで合併してしまった浜松市が1558㎢

香川県の面積が1862㎢ 

一関市内の観光地への移動には1時間では済まない、せんまいやのひな祭り、水かけ祭りも市中心からは相当に離れている。

厳美渓も猊鼻渓もそれぞれ離れた場所に位置する。県規模の観光資源満載の一関市の観光行政を

今回御世話になった商業観光課長の藤倉さんはどう仕切っていくのだろうか?ただただご苦労様と言いたい。

次回は中国先進企業視察ツアーの話題にします。(おしまい)





Posted by Qさん 大魔人 at 23:08│Comments(0)
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