2018年11月09日
利島への旅(その2)


登山コースにはいると、多少藪になっているところがあったものの何と頂上を極めることができた。
3時間ほどの山歩き後のお楽しみにはもちろん夕食。ただ、一泊二食で7500円なので旅館のようにはいかないが、
歳を重ねた者とすれば十分だった。初日はいか刺、二日目は大きなサザエがメインだった。
食事の後は部屋で米焼「酎耶馬美人」でいっぱい。秀人さんからこれまでの旅の話をたっぷりと聞かされる。
年間40回旅する話に尽きることはない。酔った勢いで熊本に住むゴーヤ洋子さんの声を聞こうと電話した。
彼女が乙女時代にフランスに住み欧州を廻った時のことを厚正さんが配信する「雑報」に投稿し、
それが人気を博している。その内容があたかも昨日起きたようで、そのリアルさに毎回驚き桃の木山椒の木なのである。
小生より年上なのにタジタジである。熊本地震後しばらくは元気がなかったが、とっくに復活、張りのある声を聞かせてくれた。
翌日は島の海岸線を歩くという。標高数メートルの所を横に移動するのだから、前日より楽だろうと思ったのは大間違い
であることに気づくのに時間は掛からなかった。道理で屋の主が勧めなかったはずだ。ゴツゴツの岩をひたすらに越えていく、
たまに平地になるが足元はゴロゴロの石、転けたらかなりダメージの怪我は避けられない。長袖長ズボンに手袋、
さらに慎重にとなればヘルメットかな それを厚正・秀人コンビは半袖半ズボンもちろん素手で、すたすたと歩いていく
、とても80歳の足取りではない。厚正さんは老人ではなく鉄人なのである。
腰の位置が厚正さんに比べ高い小生の歩みは二人に比べ明らかに劣る。休みもこちらから声を掛ける始末だ。
Posted by Qさん 大魔人 at 22:14│Comments(0)