2018年11月07日
利島への旅(その1)









毎月2度ほど届く「雑報」という通信がある。農水省OBの鈴木厚正さんが配信している。
氏との出会いは小生が36歳の時に出向していた豊岡村(今は磐田市)で時の上司の鈴木正士さんの
紹介だ。その雑報に投稿した拙文を送ります。
シンガポールの旅を終え9月22日から24日のお話です。
厚正さんの旅企画は平日が多い、まだ現役の小生にとって参加の機会は限られる。
今回の利島ツアーは限られた内のひとつだ。
伊豆諸島に足を踏み入れたことはない。これを機会に是非と、早々に参加表明した。
9月22日竹芝桟橋東海汽船乗り場に行くと厚正さんと鈴木秀人・秀子夫妻がいらした。
鈴木ご夫妻とは初対面だ。秀人さんからいきなり「名古屋にある*円頓寺*(えんどうじ)商店街の町おこし知ってる?」
と知っていて当たり前のごとく、いきなり訊かれた。厚正さんから町おこしの達人と吹聴されての言葉かぁ。
「えー知りませんよ」後で調べると**空き家が目立っていた円頓寺商店街の活性化を目指して、
建築家の市原正人をリーダーに古い建物などが再利用され新しいお店などが入る街に再生されてきている**とあった。
一度見に行かなくては。
話を旅に戻す。予定通り高速ジェット船は桟橋を離れ最初の着港地の伊豆大島を目指した。
曇りがちな中を飛ばして着いた先は大雨、そこから利島行きも危ぶまれながらも無事出港。
着いたものの富士山のような形状の利島の山頂は霞んで見えない。標高わずか508mなのに。
港には民宿の兄さんが迎えに着てくれていた。火山が海中から出てきた島だから、平地は殆どなく山そのもの、
車で上っていくと民宿soudaimoに着いた。厚正キャラに合わない新しく小綺麗な民宿だ。
「どうやって選んだんですか?」「観光協会に電話して釣り客の少ない宿を紹介してって頼んだ」とのこと、
「釣り客は早朝からゴソゴソとうるさいから」とのことだった。
雨上がる頃を見計らい早速島探険に出掛けることとなった。島一周道路があって、そこから登山口があって頂上を目指すことにした。
車はつづら折りの道を上がっていくことになるけど、人ならば所々にそのショートカットの階段がある。それが石でできている。
立派な階段だ、この事が流石東京都の島は違うということを思わせる。さらに島の学校校庭は芝であり、エアコンも完備されていた。
(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:45│Comments(0)