2018年10月22日
マックスバリュ小山町店オープン物語



10月6日(土)、待ちに待ったマックスバリュ小山町店がオープンした。
振り返れば、一昨年、富士紡落合社宅跡を共同住宅地としての再開発する計画が持ち上がり、
それを民間のノウハウ・資金を最大限利用して実施したいと、行動を起こし始めた。まずは、
そんな虫のいい話に手を挙げてくれる事業者はいるのだろうかと、まずは打診する作業である
サウンディング調査を一昨年12月に実施した。5社ほどから大まかな企画をいただいた。
その後、引き続き提案をしてくれる事業者がいた。当時、品数に減少傾向が続き撤退する感も
あったAコープに代わって進出してくれるスーパーはないだろうかと、その事業者にぼやいたことが
今回の出店につながることになる。氏のネットワークからマックスバリュの店舗開発者を見つけ出し、
紹介してくれたのが昨年6月29日だった。市場調査のために各種データ、そして周囲に広がる開発計画を紹介し、
町の今後の成長性の高さを説いた。いよいよ出店の気になってきてくれた。
そして、昨年12月21日にマックスバリュ東海の社長から「Aコープ小山店への出店について(申し出)」が出された。
***現在のAコープ小山店を改装し、平成30年10月を目途に開店することにしましたので、ご対応をお願いいたします。***
出店環境を整えるための町の動きは素早かった。町から土地建物を賃貸したいとの先方からの強い要望に応じ、
町が店舗の建物及び土地を取得し、落合社宅跡地の再開発に必要であった道路拡張、及び住宅が建っている土地
の買収が伴う県道との交差点部の拡張工事を前倒し、店舗駐車場用地の造成、下水道に代わる浄化槽の整備、
Aコープが店内に残した物の処分、看板設置場所の確保と、息つく暇なく実施した。
この小山地区においてスーパーマーケットは悲願だった。日常的には公共施設以上に必要との認識の下、
町長の素早い決断に町長戦略課、総務課、建設課、都市整備課が一丸となって粉骨砕身取組んだ。
その結果、10月早々に開店できることなったことは、マックスバリュにとっても驚きだった。
このスピード感を持って実施できる市町村は全国見渡してもまず無いだろう。
早朝より賑わう店を見て、改めてこのことを成し遂げた小山町職員を誇りに思うのである。
Posted by Qさん 大魔人 at 22:28│Comments(0)