2017年10月31日
ポートランドへの旅(その5)
米小売り最大手のウォルマート・ストアーズは豊富な品揃えと安さが売りだ。
菓子の袋がやたらと大きい、売っている服もビックサイズだ。買い物客も太い人が殆ど。
一方でホールフーズはその対局にある。大手メーカー商品よりもプライベイトブランド、
余分な添加物の無い高品質なものが主流である。しかもローカルファーストで地場産品へのこだわりは強い。
お客も太過ぎている人は見かけない。
ポートランドには地元密着の企業が多く、そのほとんどがサスティナビリティに対して非常に高い意識を持っている。
飲食店なら、食材の仕入れルートからナプキンなど備品の素材にいたるまで、徹底的地元にこだわっている。
ポートランドに大手ファーストフードチェーン店がないのは、住民の多くもこうした地元企業をよりひいきにしていることが窺える。
グローサリーアウトレットが素晴らしい。賞味期限が近いもの、過剰在庫品、マーケットテスト品といった訳あり商品を安く提供している。
食品ロス削減に一役買っているという意識もあってか、客入りも上々だ。ばらまきの土産品の選択には持ってこい、
すでに買ってしまった仲間からは半額で買えたぁとの声が上がった。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:18│Comments(0)