2017年10月12日
岸和田への旅(その3)





「岸和田城下に秋の浜風が吹いてくると、泉州一帯の先を飾って岸和田だんじり祭が行われる。」
ということは今年であれば9月16日,17日に行われただんじり祭だけじゃないということだ。
そもそもだんじり祭は、西日本において開催される、山車・太鼓台などの総称であるだんじりが用いられる祭の総称。
なかで最も有名なものは岸和田市で9月に行われる地車をもちいた岸和田だんじり祭が全国的に知られている。
江戸時代中期に始まりおよそ300年も続いている地域の誇りの祭りだ。町会と祭禮関係団体が運営主体となり、
子どもから高齢者まで個々の年齢層で役割分担を決め、町ごとに組織運営されているのが大きな特徴だ。
小生も参加していた浜松祭りにも似た姿を見ることができる。
地車が回りやすいように歩道と道路はフラットだし、信号はじめ道路上の物体はだんじり祭りに支障が
ないような配慮がされている。街中にある観光案内板にはだんじりのモチーフが施されている。
試験曳き9月3日、宵祭16日、本祭17日に遅れること一週間後に岸和田に行くことになり、
少し残念な思いをしていたが、他の地域でも見ることがわかり嬉しくなった。観光パンフに目をやれば全80町が。
十月になると6箇所で行われる。
目指すは泉佐野市、岸和田の山間地にある「牛滝温泉いよやかの郷」に泊まった翌日のこと、南海電鉄の泉佐野駅に降り立つと
「よさこい祭り」をやっていた。この日は祭りではなく「ザ・まつり」としてイベントの設えになっていた。
よさこいは前座だ。13時近くなっていよいよ「だんじり祭り」集団のお出ましとなった。(つづく)
※写真には大阪で初めて見たものも掲載しています。特に「ひやし飴」
Posted by Qさん 大魔人 at 19:15│Comments(0)