2017年02月09日

ドバイへの旅(その14)



ガイドの「ここには砂と油しかなかった」という言葉が頭から離れない。
今ではドバイ経済に占めるオイルダラーの割合は5%に過ぎない。限りある資源
を一時稼ぎ、その貯金で永久に続く国を成り立たせることはできない。
そこに世界のビジネス、観光客を呼び込むことをリードしたシャイク.ラシッド
王がいる。
1978年にいずれ枯渇する石油産業から脱却と、これまでに貯めたオイルマネーを
使って世界一、世界唯一を創りだす。

欧州への輸送拠点に適すドバイ港、ここに経済特区を設け税金をタダにする。
地平の果てまで続きそうな広大な港に荷物をどれだけ置いてもタダ。
その後結果世界中の企業が進出し自社製品をストックする。

真水は殆ど無いから海水を脱塩し淡水化500ml30円で販売できていて、海外にも
輸出しているんだから、大したものだ。しかも油よりも高くね。

「ドバイに行くならエミレーツだよね?」と訊かれた。
1987年に誕生し今ではエアライン顧客満足度世界一位、(2位がカタール航空、3
位にシンガポール航空)
ドバイがなぜ飛行機ビジネスに力を入れるのか?中東の名の通り世界の中心にあ
りヨーロッパ、アジア、ロシアの大陸に近いということは世界から人を運んできやすく、中継地
にもなると言うことだ。

国際線旅客数2015年に世界一、成田は17位。確かに空港にはエアバスが並んでい
る。これにファーストクラスが付いている。(つづく)





Posted by Qさん 大魔人 at 23:19│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ドバイへの旅(その14)
    コメント(0)