2017年01月30日
ドバイへの旅(その10)





17時受付を狙った。夕暮れ近いが昼と夜景のふたつが楽しめること、そして18時の大噴水ショーのドバイ・ファウンテンを上から見てみたかったからだ。
ブルジュ・ハリファのエントランスは人でごった返していた。2つの展望台のトップとスカイトップは入り口が途中で分けられる。
上昇スピード時速36キロで程なく到着、手前には高層ビルが、そのすぐ先には砂漠が、真下を見るとはるか下にドバイモールが見える。
砂漠の砂が飛んでくること、雨が無いことからガラスの高層ビルは汚れがちだ。ブルジュ・ハリファは綺麗な方だが、ガラスを介しての風景にモヤモヤする。
そこでオープンエアーの展望台に出ると直に外が見え、おーと感嘆の声が漏れる。太陽が沈み始めると、建物、ハイウェイ灯の光が目立ってくる。
背後に暗い砂漠が拡がるから、余計にその灯りが際立つ。その内に長さ275m、150mの高さに上がる噴水ショーが始まった。噴水を見下げる経験は初めてだ。かなり面白い‼
ブルジュ・ハリファ建設は、石油依存の単独経済からサービスや観光を含む多様化を目指す表れだ。
都市が国際的な認知を得て投資を呼び込むには、何か凄くセンセーショナルなものをというのである。
設計はシカゴのスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル、建設は、韓国のサムソン物産が担当した。
建設は2004年9月21日に始まり、2009年10月1日に完成している。(つづき)
Posted by Qさん 大魔人 at 23:01│Comments(0)