2017年01月26日
ドバイへの旅(その8)







1958年のアブダビにおける油田の発見に続く、1966年のドバイ沖の海底油田の発
見はこの動きに大きな力を与えた。
1971年のイギリス軍のスエズ以東からの撤退に伴って、同年の12月2日、他の6の
首長国とともにアラブ首長国連邦をこの地に結成。原油依存経済からの脱却の取り組みと産業の多角化を進めてゆく。
その流れのうえで1981年に開設に至った経済特区と大型港湾、およびエミレーツ
航空の就航開始は、国外資本や外国企業の進出とあわせて『人』と『物』の集積地としての発展を急速に促していった。
首長ラーシドは、かつて反対派の人間にこう言った。「私は50年先を見ている。
お金を銀行に眠らせておいて何になる。
20年後に着手したら、今の2倍、3倍の費用がかかるではないか」それは、明日を
も知れぬ砂漠の民の「やれるうちにやっておく」という精神の賜物かもしれない。けど、石油以外の
ビジネスの基盤をつくった功績は計り知れない。
さて、旅に話を戻そう。ドバイ博物館の拝観の次は本ツアーで最も気に入ったア
ブラという渡し船、いわゆる海上タクシーだ。
クリークで分断されたバールドバイとディラ地区を結んでいる。他のお客と乗り
合わせることなく3人でスタート、
何隻もの船が往来している。渡った先は古い街、中を歩くにはガイドがいないと
迷子になりそうだ。スパイス、布地、中国産の服、土産物を売る店がところ狭しと立ち並ぶ。
掛けられる言葉はニーハオ次にこんにちは
とにかく中国客は今世界中どこでも多い。次は金製品特にアクセサリーのお店が
立ち並ぶ、世界一大きな金の指輪もあった。
Posted by Qさん 大魔人 at 22:03│Comments(0)