2016年11月08日
中国 黄山への旅 2016.10.29~11.1(その1)



このところ、人前で話をして 欲しいとのリクエストがある。最近は年1,2回程度だったのが、
突然どうしたことか、三重県熊野市、静岡県立小笠高校、沼津高専、静岡県立大
学、そして神奈川県足柄地区の市町議員と
お話依頼が舞い込んだ。観光の本質、小山町でのまちづくりの挑戦、イケテル人
生の歩み方の試みなど、好き勝手な話を聞いてくださるとは申し訳ないことだ。
せっかくだから、聴いてくださる方々巻き込んだライブ感覚いっぱいの面白くも
刺激になる話ができればと思っている。
さて、久々の旅のお話です。
今年に入ってまだ海外に出ていない。何か機会はないかと願っていたところ に、
小山町の日中友好協会が毎年恒例の中国旅行に10月末に行くという。「ならば私も」と、
混ぜてもらった。
今回はクラブツーリズムのツアーに便乗して行くとのこと、いつもであれば
「地球の歩き方」を手に入れて準備に入るのだが、今回は気楽なものだ。
朝5時に役場前からの成田に向かうバスに 乗り遅れなければいいのだ。
11人のメンバー、小生より10歳 以上の年上の方々と旅をご一緒させていただく
ことになった。
ツアーの名前は「世界遺産.黄山を巡る4日 間」。初めて耳にする地名だった。
いただいた「旅のしおり」に目をやると杭州に向かうことになっていた。
どこか、さっぱりわからない。地図に目をやると上海の下、浙江省の省都 だ。
おー!浙江省といえば静岡県の友好都市だ、小生が県に入った頃の1982年に縁組
みした。
時、営繕課に席をおき県立美術館の建設を担当していた。「浙江省の何かを工事
の中で使ってくれ」との指示で、御影石を使うことになったが、内装に使うには色目が合わない、そ
こで外構工事の外階段に使うことにした。
他にも彫刻プロムナードには大きな狛犬のような石像「漢白玉石獅子像」が鎮座している。
当時、浙江省との縁組みはそれほど関心を寄せられた記憶はない。
その後の中国の急成長、富士山静岡空港が開港しインバウンドが押し寄せた。
今では上海はじめ杭州とも結ばれている。
今、浙江省に友好都市の関係を申し入れても相手にもされないだろう、370万人
の 静岡県と4700万人の浙江省では。
茶の産地という共通点もあって、今では大変意味ある関係となっている。
これこそが先見性があると言うんだろうな。時の山本敬三郎知事に改めて敬意を
表したい。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:55│Comments(0)