2016年06月21日
沖縄への旅(その3)







沖縄への旅その2には建築を話題にしたせいか、何人かの方からメッセージを
いただいた。
沖縄らしい建物ですね。建てたときから劣化が始まるというのはその通りでしょ
う。 富士山遺産センターで、知事がデザインにこだわったが、こだわるだけの
価値がある デザインなのか? 建築家が作ったものは評価の目安も無い感じだか
ら難しいですね。 しかし、あんなものデザインにこだわるより、中身が肝心で
あり、運営費はどうかという のが重要。県が作るのではなくて、富士宮市に委
託して好きなようにやってみてくれ、 とした方が良いのではないかと思った。
とのコメントを頂戴した。 小山町に県が造るならば、任せてもらいたいです
ね。 でかい組織のやることは、「真面目な人たちが失敗を繰り返す」になりが
ちなので。 小山町の建築は小生に委ねらているので、面白いです。 須走小学校
特別教室、健康福祉会館大改修、足柄温泉改修をやっつけました。 今は、足柄
駅交流センター、金時公園再整備、森村橋修復、豊門公園修景 民間研修施設を
小山フィルムファクトリーへリノベーション がハード関係の仕事で 担当して
います。様子見にお越しください。と返事をさせていただいた。 沖縄の話に戻
します。 約束の大宜味村の場所に向かうと大宜味産“和そば”の昇り旗を目にし
た。 沖縄そばの表示もあるから、区別するためだろう。確かに蕎麦はありそう
だ。 ナビに示された現地につくと、そこは平良建設と書かれた建物。 中に入る
と100キロはゆうに越えている平良さんが待っていた。 早速、蕎麦打ち体験が始
まった。
子供たちが就学旅行で多数来られていて、その体験としてそば打ちをさせている
とのこと。 十割そばを打つというのだ。げ、かつてやったことはあるけど、無
理やり丸く固めたそば玉を伸した途端、 ひびが走り薄く延ばすどころではな
かった記憶が蘇る。
一人100g測った水が用意されている。40%という少ない水だ。それをボールでそ
ば玉にした。 挽きが細かいせいか無事にまとまった。さて伸しはどうする。こ
こに平良製の秘密兵器があった。 ビニール袋に入れたそば玉を木製の円盤をテ
コを使って押し当て徐々に伸していく。 直径20センチ程度の伸したそばを半分
に切りそれを短く太いのし棒で伸ばす、 それも丁度いいような厚さになるよう
に両側にテープを巻きテープの巻圧より薄くならないようになっている。 笹か
まぼこ状に伸されたそばを今度はパスタマシンで麺状にして完成だ。一方で松本
師匠がいつもの二八そばを打ってみせた。
大釜で茹で早速、昼食となった。味は持ち込んだ信州のそば粉に比べ遜色はな
い。いい粉だ。 しかし、食感はパスタマシンでは麺は断面が丸っぽく、エッジ
が効いていない。 伸し棒でグリグリと薄くする行程がないから、コシも不足気
味だ。 普通に二八そばで打てば相当に美味いそばになることはわかった。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 21:53│Comments(0)